長雨だの猛暑だの、はたまた大寒波だので、何かと食材が高騰する昨今。
スーパーに並ぶ割高な食品価格にすっかり麻痺した頃に出かけると、思わず二度見するくらいに安い価格が並ぶ商店街が、東京下町の砂町にあります。
その名も、砂町銀座商店街。
ここは、鮮魚や野菜だけでなく、お惣菜や日用品雑貨にいたるまで、なんでも安く買える街。東京都下からでも、わざわざリュックを背負ってやってくるお客さんがいることでも有名です。
Contents
安い生鮮食品がズラリと並ぶお店3選
砂町銀座の八百屋さんや魚屋さんは、とにかく安いので驚きます。
思わず「え？ヤス！」と大きな声で言ってしまうほど。まるで、“サクラ”ですね。
その生鮮食品の価格は、こんな感じなんです。
1.野菜専門の自由市場
店舗の軒先から、新鮮野菜がはみ出すほど並んでいる「自由市場」。
この「自由市場」の野菜はとにかく安いので、店舗前にはいつもお客さんが集まっています。
ちょっと店舗のスペースが狭いので、あまりに人気で集まってきたお客さんが中に入り切らないほど。けれど、これはたまたまではなくて、いつもこんな状態です。
それもそのはず。
通りに面した野菜はとくにお買い得なんですけど、なんとレタスが68円！
大根だって、同じ時期の大型スーパーでは大体158円のところを、「自由市場」では98円です。
長ネギも、今年は夏からずっと高いままですよね。せっかくのお鍋の季節が到来したというのに。
でもご安心を。
「自由市場」では3本くらいが1束になって100円でした。
2.野菜と果物の東宝青果
以前ご紹介したことがある「東宝青果」ですが、こちらもかなり安い野菜が店舗を埋め尽くしています。
ただ、前よりは店舗のスペースが縮小されていたので、ちょっとこじんまりとした感じになっていました。
けれど、野菜だけでなく果物も安いのが特徴。
去年は、お正月に重宝するクワイなども、10個ほど入ったパックが380円と激安でした。今年はまだどんな価格になるのか分かりませんが、年末の買い出しが近づいたら覗いてみたいと思ってます。
3.何もかもが安い肉の金井
もう15年くらい愛用させていただいている「肉の金井」。
砂町銀座商店街の東口エリアで、出口に一番近い場所に位置しています。
地元密着型の小規模なスーパーと言ったところでしょうか。野菜の価格もメチャクチャ安いですね。先程の大根98円の上をいく、68円という表示も見えます。
小松菜48円って･･･。
「肉の金井」は生鮮食品以外の食材も格安で、たとえば切り餅が398円、みりんが195円などの表示が見えます。
けれど、その他にもオイスターソースが100円、板こんにゃくが60円と、恐るべし安い価格が並んでいるんです。
入り口のガラス扉に「肉の日セール」と貼ってありましたね。
2、12、22、29は、お肉がお得になるようです。
安い＆ボリューミーなお惣菜3選
東京下町の砂町銀座商店街へ買い物に出かけると、ついあっちこっちを練り歩いてしまい、帰宅するとヘトヘトに。夕食なんて作る気にもならないほどです･･･。
何をしに商店街へ行ったんだか（笑）
けれど、そんな主婦の強い味方になるのが、砂町銀座に何店舗もある安いお惣菜屋さんです。
1.午後一からお惣菜半額の宝屋
砂町銀座商店街の西口エリアから入ってすぐの場所にある「宝屋」も、いつも利用するお店です。
「宝屋」で必ず買うのが、こちらの焼鳥の串。
5本入って500円なのですが、その1本がとにかく大きくて食べごたえがあるんです。
その他にも、店先にはお買い得価格のお惣菜がズラリと並びます。しかも、午後一からすでに「半額シール」の嵐。
実は「宝屋」は店内で販売しているお肉もかなり安いしレパートリーが広いので、ぜひ中まで入ってみてください。
2.最強コスパのみどりのおかず
この「みどりのおかず」は、最強のコスパのお店としてかなり有名です。私もよく利用するのですが、一番人気はこの中央上段にある「チキンカツ」。
隣にうずらの卵の揚げ物があるのですが、比べてみるとその大きさがわかると思います。これで1枚が240円なので、ガッツリ食欲のある学生さんなどには大人気のようす。
その他にも、お惣菜が激安。
「みどりのおかず」が職場の近くにあれば、かなり安価にランチを済ませることができそうですよね。
3.惣菜専門のなかふじ
「なかふじ」はお惣菜専門ではあるのですが、鶏皮ギョーザなど、ちょっと変わったお惣菜を売っていたりします。
その場で食べられる串ものが安いのも人気で、いつも店舗前は人だかりが。
鶏皮の串もたった60円なのですが、プルプルでコラーゲンたっぷりと言った感じ。美味しいですよ。
お惣菜を買って帰るのもいいですし、もし小腹が空いていれば食べ歩きにもおすすめのお店です。
安い日用品雑貨も当たり前
砂町銀座商店街は、やっぱり「東京の下町」にふさわしく、食材以外に激安の日用品雑貨も並びます。
しかも、開催日限定での特売コーナーを設ける店舗もあって、いつも日用品雑貨が安く買える商店街なのに、さらに大特価を見つけることができるんです。
今回も、こんな特設会場が。
洗剤だの、スキンケア商品だの、バスグッズにティッシュペーパーだのと、生活用品のあらゆるものが特売になっていました。
トイレの消臭スプレー200円、芳香剤170円、その他生理用品で通常価格240円ほどの商品が140円など。
巷のホームセンターで特売になっている商品が、ギュッと一箇所に集まっている感じでした。
特設会場を設けていたこの店舗は「ユニケアー株式会社」と言うそうですが、来月は11月6（月）から12（日）までの、11時から19時で開催するそうです。
砂町銀座商店街の西口エリアから入っていってすぐの、左手に並んでいました。
砂町銀座商店街へのアクセス
1. 東京メトロ東西線の「東陽町駅」下車
2. 都バス「都07 錦糸町行」に乗り、北砂２丁目で下車（所要時間約12分）
1. 都営新宿線の「西大島駅」下車
2. 都バス「両28 葛西橋行」に乗り、北砂２丁目で下車（所要時間約5分）
又は、都バス「都07 門前仲町行」、「亀29 西葛西行、なぎさニュータウン行」に乗り、北砂２丁目で下車
1. 東京メトロ半蔵門線の「錦糸町駅」下車
2. 都バス「都07 門前仲町行」に乗り、北砂２丁目で下車（所要時間約15分）
1. 総武線、または横須賀線総武線快速の「錦糸町駅」下車
2. 都バス「都07 門前仲町行」に乗り、北砂２丁目で下車（所要時間約15分）
1. 総武線の「亀戸駅」下車
2. 都バス「亀29 境川経由西葛西行、なぎざニュータウン行」に乗り、北砂２丁目で下車（所要時間約12分）
トクする駐車場情報
東京都下からもお客さんが来るほど人気の砂町銀座商店街。ちょっと買い物をすると、すぐに荷物がいっぱいになってしまいます。
そんなときに便利な車の駐車場情報もまとめてみましたので、よかったら「砂町銀座の買い物は車が必須！無料で駐車場に止める方法」も参考にしてみてくださいね。
どうする？商店街のトイレ！
砂町銀座は東京の下町に古くからある商店街なので、正直トイレの整備はできていません。
けれど、ちょうど商店街の中央あたりに北砂公園があって、小さいけれどトイレが用意されています。
どうしても！というときには、こちらの砂町銀座トイレ情報も参考にしてみてくださいね。
知っとくとゼッタイ便利な情報
砂町銀座商店街では、買った商品を入れてくれる袋がとにかく小さくて、商品ギリギリサイズ。ちょっと買いすぎると、小さな袋が5個も6個も重なって、指が届きません･･。
ですので、買い物に出かけるときは、大きめのエコバッグやカートを持っていくと便利ですよ。
けれど、こんなところでもコストダウンをして、安い生鮮食品や日用品を提供してくれているのでOKですよね。むしろ、世の中でエコバッグが推奨されている中、袋に入れてもらえるだけでもありがたいなと思います。
プチ情報
当然ではありますが、とくに生鮮食品の価格は毎日が日替わりです。
その日の販売価格はその日に決まるので、ご紹介した情報と違うことが多々あるかと思いますが、それでも砂町銀座商店街ではいつもおトクな品物が勢揃いなので、ぜひ楽しんでみてくださいね。