マラッカ旅行記ホテル編/一度は泊まりたい水辺のおすすめホテル

マラッカ旅行記ホテル編/一度は泊まりたい水辺のおすすめホテル

世界遺産マラッカの街中を流れる豊かな運河。

マラッカリバーと呼ばれるこの運河にある遊歩道はいつも華やかで、水辺には終日観光客が集まっています。


その運河沿いにある一軒のホテル『ウェイファーラーゲストハウス』。


ここは、非日常の優雅な大人時間が流れる素敵なホテル。マラッカ旅行では、ぜひ一度は泊まってみていただきたい、水辺のおすすめホテルでした。


今回のマラッカ旅行記ブログでは、ウェイファーラーゲストハウスのおすすめ情報をご紹介します。

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マラッカでおすすめの水辺のホテルとは?

世界遺産で有名な古都マラッカは、マレーシア半島の南の方にあります。クアラルンプール国際空港からは直行バスも出ていて、移動の所要時間は約2時間。


意外にアクセスが便利なので、マレーシアの中でも人気の観光地となっています。



そんな観光客に人気のマラッカの街中には、大きく蛇行するように流れる優雅な運河が。



世界遺産マラッカの街中を流れるゆったりとしたマラッカリバー

世界遺産マラッカの街中を流れる
ゆったりとしたマラッカリバー




水があるところには人も生き物も集まる、と言った感じで、マラッカリバーはいつも賑やか。


けれど、ここは賑やかといっても喧騒とはかけ離れていて、旅を楽しむ人の静かな活気にあふれているといった感じです。

マラッカは、全体的に大人旅を感じさせる観光地なのです。



そんな大人の観光を楽しむ優雅な旅行客が集まるマラッカリバー沿いには、いくつものカフェや小さなホテルが並んでいました。



その中の一つが、『ウェイファーラーゲストハウス』。



安いけどクオリティーが高いおすすめのホテル ウェイファーラーゲストハウス

安いけどクオリティーが高いおすすめのホテル
ウェイファーラーゲストハウス




ウェイファーラーゲストハウスは古民家をリノベした小さなホテルですが、建物の中は広々としていて、水辺から吹き抜ける風がとても気持ちいい。


ただの観光旅行だけじゃなく、小さなマラッカの街で静かな時間を過ごしてみたい人には、とてもおすすめのホテルなんです。



朝の清々しい空気の中で運河沿いを散歩するのも素敵だし、夕暮れどきにホテルのテラスから運河をただ眺めて過ごす時間はとても贅沢。



ウェイファーラーゲストハウスに宿泊すると、マラッカ観光にも出かけたいのに、ホテルステイも捨てがたいので選択に困ります(笑)



その「マラッカ観光」にも、ウェイファーラーゲストハウスは最適。


それは、マラッカ観光の中心エリアとなるオランダ広場が、すぐ目の前にある距離だから。

もちろん、観光客が必ず訪れることになるジョンカーストリートまでは、なんと徒歩1分です。



マラッカ観光の中心地のオランダ広場

マラッカ観光の中心地のオランダ広場




けれど、喧騒とはかけ離れた非日常を過ごすことができる、安いのにとても贅沢なおすすめのホテルなのです。

大人時間を楽しめるおすすめの過ごし方

ウェイファーラーゲストハウスは、外観からだと小さな一軒家に見えるのですが、玄関とは反対側にある運河まで突き抜けた構造なので、実は大邸宅。

しかも、天井は高く建物の中央にはパティオが設けてあるので、開放感があるんです。


この建物の中に流れる時間はとても緩やかで贅沢。


そんな優雅なウェイファーラーゲストハウスを満喫できるおすすめの滞在スタイルは、「大人時間」を意識した過ごし方でした。

1.部屋でのおすすめの過ごし方


ウェイファーラーゲストハウスの部屋に入って最初に感動したのは、とても清潔だということ。そして次に、窓が多いことにテンションがあがりました。

窓好きの私にはたまらない!



これは、宿泊する部屋のタイプにもよりますが、それでもホテルの構造上、各部屋の風の通り道は豊富だと思います。



私が宿泊した部屋タイプの窓は、こんな感じ。



3面に窓が設けてある、明るくて風邪通しの良い部屋

3面に窓が設けてある
明るくて風邪通しの良い部屋




パティオに面している構造を活かして、バスルームに2面と部屋に1面の窓が設けてあります。


しかも、窓を開けたままベッドに横たわると、マラッカの青い空を寝ころんだまま眺められるこれも素敵ですね。



窓からの心地よい風は、いつの間にか眠りをも誘ってしまいます。


「休日の午後」とタイトルをつけたくなるようなこんな時間の中で、読書をするのもおすすめですね。



さて、ウェイファーラーゲストハウスの部屋ではぜひやってみていただきたい、もう一つのおすすめの過ごし方があります。


それはもちろん窓と、エアコンに風情あるこの扇風機を使うこと。



窓をあけてエアコンと風情ある扇風機を使うと、爽やかな空気が部屋の中を流れる

窓をあけてエアコンと風情ある扇風機を使うと
爽やかな空気が部屋の中を流れる




マラッカは赤道に近いのでかなり暑く、さらにはマラッカ海峡のネットリした潮風も手伝って、日本の真夏のような蒸し暑さを感じます。


ですから各部屋にはエアコンがあるんですけど、ウェイファーラーゲストハウスではそれとは別に大きな扇風機もありました。



この扇風機とエアコンの両使いが、とても気持ちいい!



エアコンの温度を28度に設定して窓を開けると、これだけでもカラッとした空気が部屋の中を通り抜けます。


もし、空気の流れが弱いときや、蚊がいて窓を開けられないときには、さらに扇風機を使ってみてください。



エアコンの温度設定を低くするよりは、高い状態で扇風機と一緒に使う方が断然心地よいのでおすすめ。もちろん、電気代は安くすみます(笑)

高原の中にいるような感覚になれるんです。



快適な風が流れる部屋の中でのティータイムも、とても贅沢。
緩やかな時間を感じながら、ゆっくり寛いでみてくださいね。



シンプルで長い歴史を感じられる ウェイファーラーゲストハウスの部屋

シンプルで長い歴史を感じられる
ウェイファーラーゲストハウスの部屋




とても静かなホテルな上に、私がチェックインしたのは午後の2時。

連泊している宿泊客以外は、まだ誰もチェックインしていないだろうこの時間は、外の小鳥の声しか聞こえないほど。

荷物をほどくことも忘れて、しばらく静寂に浸っていました。



ちなみに、部屋には冷蔵庫もテレビもありません。

それでも不自由しない理由や、アメニティーや設備についてはこちらにまとめているので、ご参考にどうぞ。

2.テラスでのおすすめの過ごし方


ウェイファーラーゲストハウスは運河沿いにあるので、当然このホテルには水辺に面したテラスがある部屋もあります。


本当はその部屋に泊まってみたかったのですが、あいにくの満室。



だから私はパティオに面した部屋に泊まることになったのですが、もし水辺に面した部屋でなくても大丈夫。

実は、ウェイファーラーゲストハウスには、こんな贅沢な過ごし方があったんです。



ウェイファーラーゲストハウスのG階にある、フリードリンクを楽しめるソファーコーナー

ウェイファーラーゲストハウスのG階にある
フリードリンクを楽しめるソファーコーナー




ここは、受け付けフロントがあるG階

マレーシアの建物は、多くがG階から始まって、日本でいう2階がマレーシアでの1階にあたります。

ちょっとややこしいですね・・・



そして、このホテルのG階には、コーヒーや紅茶のフリードリンクコーナーがあるんです。



フリードリンクコーナーでは、マラッカ名物のホワイトコーヒーやティーラテが楽しめる

フリードリンクコーナーでは
マラッカ名物のホワイトコーヒーや
ティーラテが楽しめる




ホワイトコーヒーも美味しかったけど、ティーラテも美味しい。


それらをマグカップに入れて、ウェイファーラーゲストハウスのリバー側にあるテラス席で楽しんでみてください。

水辺の椅子でお茶をする時間は、最高の至福を感じられますよ。



ウェイファーラーゲストハウスのリバー側にある水辺のテラス席

ウェイファーラーゲストハウスの
リバー側にある水辺のテラス席



ちなみに、向いに見えている白い建物は、マラッカ観光の名所の一つ、セントフランシスザビエル教会です。

このホテルはどんな宿泊客層向き?

ウェイファーラーゲストハウスは、もちろん老若男女を問わず泊まれるホテル。

けれど、とくにカップルや一人旅に向いているホテルなのではないでしょうか。


グループでも、静かなホテルステイを楽しみたい人たちの集まりなら、このホテルはとてもおすすめです。



木造の古民家という特性上、どうしても足音や隣室の物音が響くんです。

ですから、甲高い声やドタバタとした足音は、結構聞こえるはずです。



集まるとあまりにも騒がしくなってしまう楽しいグループは、もしかするとオーナーさんに注意されるかも?



ホテルの中心にある寛ぎのスペース 。喧騒とはかけ離れた静かな時間が流れている

ホテルの中心にある寛ぎのスペース。
喧騒とはかけ離れた静かな時間が流れている




夜中に隣がうるさくて眠れなかったというユーザーの口コミに対して、オーナーさんの謝罪とともに、言ってもらえれば対応したと返信がありました。

ホテルに宿泊するおすすめの日程

私がこのホテルに泊まったのは、平日でした。

だから、とてもゆったりとしたホテルライフを満喫できたのですが、週末はもしかすると賑やかになるかもしれないです。



実は、マラッカでは金曜日から日曜日の夜にかけてナイトマーケットが開催されるんです。

このときは観光客が一気に訪れるので、ウェイファーラーゲストハウスの宿泊客も増えるはず。



そして、先にもご紹介したようにウェイファーラーゲストハウスは木造の古民家なので、足音や隣の声がどうしても響きやすい。


週末となると宿泊客も増えて、小さなお子さんのいる家族連れも泊まることでしょう。



ウェイファーラーゲストハウスの向いに見えるセントフランシスザビエル教会

ウェイファーラーゲストハウスの向いに見える
セントフランシスザビエル教会




先にもご紹介したように、ある口コミサイトでの評価欄には「隣がうるさくて夜中に眠れなかった」と・・・。

そのときの隣人がたまたま賑やかだったのかもしれませんが、木造という特性上、どうしても音漏れはあります。



もし、静かな夜を過ごしたいなら、ぜひ平日に予約をしてみてください。

ただ、そのときに隣人が絶対に静かな方とは限りませんけど。



また、おすすめの滞在のモデルケースとしては、平日と週末を含めた3~4泊程度。

このおすすめパターンなら、マラッカ観光やナイトマーケットを楽しみつつ、静かなウェイファーラーゲストハウスも楽しめると思います。

朝食から夕食まで優雅に過ごすなら

ウェイファーラーゲストハウスでは、朝食の提供はないのではないかと思います。

以前は朝食もあったようで、その名残のスペースは今もG階にありますが、現在は機能をしていない様子でした。


と言うのは、高齢のご夫婦で経営されているので、やはり難しいのだろうと思われます。



けれど、ご安心ください。

ウェイファーラーゲストハウスの近隣にはカフェがいくつもあります。もちろんリバーサイド側にも、ゆっくりと食事ができるお店がズラリと並んでいます。



ウェイファーラーゲストハウスの両隣にある心地よいカフェ

ウェイファーラーゲストハウスの両隣にある
心地よいカフェ




私は、ウェイファーラーゲストハウスのすぐ隣のカフェテラスで、ちょっと小腹の空いた夕方に、軽く食事を取った日もあります。



マラッカリバーサイドのカフェで食べたシュリンプサラダとレモンジュース

マラッカリバーサイドのカフェで食べた
シュリンプサラダとレモンジュース




頼んだメニューと料金はこんな感じ。


  • Shirpm Salad ⇒ 26RM(約685円)
  • レモンジュース ⇒ 8RM(約210円)


ちょっとメニューと見た目が違っていて、出てくると真っ赤でビックリしましたが(笑)



マレーシアの料理はほぼすべてが辛くて、何も知らずに頼むと大抵激辛です。


このお店でもShirpm Saladがスパイシーでないことを店員さんに確認して頼んだんですけど、やっぱりちょっと辛い・・・



私は辛い物が好きなので大丈夫でしたが、目安としてトムヤムクンを好きな人は、マレーシア料理のほとんどを食べられるでしょう。



そのほか、もしいつも朝食はコーヒー程度で済ませているというなら、ウェイファーラーゲストハウスのフリードリンクコーナーで十分かも。

コーヒーなどのほかに、バナナやカロリーメイトのようなスナック菓子もありました。



ウェイファーラーゲストハウスのフリードリンクコーナーにあるバナナとお菓子

ウェイファーラーゲストハウスの
フリードリンクコーナーにある
バナナとお菓子


ウェイファーラーゲストハウスの宿泊料金

マラッカのホテルは全体的にとても安いのですが、ウェイファーラーゲストハウスの宿泊料金も、平均で3,000円台。


私はbooking.comで予約しましたが、検索するタイミングによっては2,000円台から見つけることができます。



ちなみに、私は2,941円(税込)で検索できました。


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ウェイファーラーゲストハウスへのアクセス



【住所】
104 Lorong Hang Jebat, 75200 Melaka, Malaysia

編集後記

海外旅行で非日常をあじわえるホテルに宿泊したい私は、やっぱりマラッカでは水辺を選びました。

ほんとうならリバーサイド側のテラスがある部屋に宿泊したかったのですが、残念ながら予約できず・・・。けれど、検索サイトの口コミ欄には、運河からの臭いが気になったという書き込みを見かけたので、もしかすると季節によっては厳しいのかもしれないですね。

私が滞在中はその臭いは、まったくありませんでした。むしろ、水辺の風が気持ちいい、とにかくおすすめのホテルだったことに間違いありません。

ウェイファーラーゲストハウスの設備やサービスについては、こちらの旅行記ブログにまとめたので、ぜひご参考にしてみてくださいね。

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