メダカ飼育の初心者なら知っておきたい超簡単な飼い方とは?

初心者でも簡単!手がかからない楽なメダカの飼い方


メダカの飼い方に気を遣っているわけではないのに、わが家ではメダカがもう何世代にもわたって生まれ続けています。

優雅に水中を泳ぐ魚を見たいと金魚や熱帯魚にトライするも、お世話が続かない・・・という悩みがないですか?


それ、わが家でした(笑)


その内に出会ったのが、飼い方がとても簡単なメダカ。

今回は、初心者だったわが家の簡単なメダカの飼い方やオススメの種類をまとめてみました。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

メダカの飼育を選んだワケ

わが家でメダカを飼い始めて、早いものでもう14年目になります。


メダカを飼い始めたきっかけは、手間暇がかからなくて、夏に涼を感じさせてくれる魚がいないかな・・・と思ったことから。


それまで、金魚や熱帯魚など、いろいろ飼育を試してみました。
けれど、どれも手間がかかる・・・。


そのわりには、上手に飼育ができなくて、初心者の私には難しかったのです。



そんな時、酸素ポンプもヒーターも不要で、屋外で自然に越冬までこなす実家のメダカと遭遇。


父親が何箱にも分けて、趣味でメダカを量産していたのです。



睡蓮鉢の中を泳ぐヒメダカの稚魚

メダカの飼育が初心者でも簡単に育てられるヒメダカの稚魚。




聞けば、ほんとに手がかからず、毎年どんどん増えていくと言うではないですか。

これなら、初心者の私でも飼える!


そこで、父親から飼い方を聞いて、わが家でもメダカを飼ってみることになりました。

初心者だったわが家のメダカの飼い方は?

初心者ながらも、最初から水槽は憧れの睡蓮鉢に挑戦。

その他に用意をしたものは、底砂、水草、エサ程度でした。



ちょっと苦労したのが、水草です。


ホームセンターに行けば、いろんな種類の水草を売っています。
よくあるのがマツモアナカリスフロッグビット


けれど、どれも最初はキレイに睡蓮鉢を彩ってくれるものの、しばらくするとバラバラで無残な姿に。



水草を買いなおしては残念な姿になること数か月、やっと巡り合ったのがホテイアオイでした。


初夏から薄紫色の可愛い花を咲かせてくれるホテイアオイは、根っこが丈夫でバラバラになりにくいので、メダカの産卵床としても、とてもオススメ


ですから、わが家ではもうずっと、ホテイアオイに定着しています。



そして、底砂はキレイな水質を維持してくれる、ろ過機能のあるものをおすすめします。


最初はメダカ用の砂利を使ったりもしていましたが、最近では、使い始めの水洗いが不要でろ過機能がある、このタイプの底砂を使うようになりました。


この砂にある、ろ過力が透明度の高い水質を維持するので、水替えが少なくて助かります。

こんな感じで、初心者にとってメダカはとても簡単なセットで準備が済みます。

初心者におすすめのメダカの種類

最近はメダカの種類がとても豊富で、その美しさに驚かされます。


シルバー色のメダカなんて、夏には本当に涼しげで癒されますよね。

ブルースターダストって言う種類のようですね。



その他にも、ヒレ長メダカだの楊貴妃だの、見ていてとても優雅な気分になります。



私がメダカを飼い始めた頃は、今ほどの種類は出回っていませんでした。


そこで、初心者でもメダカの飼い方が簡単だと聞いたのが、カメのエサにされてしまうらしい、赤っぽい色のヒメダカ



ガラスの器の中を優雅に泳ぐメダカ

飼い方がとても簡単な、初心者向けのヒメダカ。




1匹10円という破格値だったので、それを10匹くらいから飼育し始めました。

ペットショップの方にオスとメスを半分ずつほど入れていただき、用意した睡蓮鉢へ放流。



あとはとくに手をかけることなく、毎日エサをあげて、月に一度お水を交換する程度です。



そして、ホテイアオイのような産卵床を用意しておくだけで、翌年の春には次々とメダカ達が卵を産み付け始めました

メダカが産卵した!どうすればいい?

春になると、メダカが産卵を始めます。

日照時間が12~13時間あり、水温が20℃以上の日が続くと、一般的にメダカの産卵が始まるようです。


ですから、地域差もあるのですが、大体4月から9月頃がメダカの産卵時期にあたります。



この産卵の条件を満たすころに、そっとホテイアオイを持ち上げてみてください。

根っこの付け根あたりに、透明で丸い粒がついていれば、それがメダカの卵です。


ホテイアオイの場合は、長い根っこの内側にも産み付けることが多いです。



産卵床のホテイアオイの根に産み付けられたメダカの卵

産卵床のホテイアオイの根に産み付けられた、メダカの卵。




産み付けた卵をそのまま放置しておいてもいいのですが、せっかくなので孵化させて稚魚を育ててみたくなるもの。


と言うのも、メダカは雑食性なので、動物性のエサも大好き。

水面で動いている虫なんて、とくに大好物です。



ですから、生まれてきた稚魚を親メダカと一緒にしておくと、ボウフラなどと間違えて親メダカが全部食べてしまいます



もちろん、卵も放っておくと食べられます。



そこで、稚魚を育てたいと思ったら、水草に産み付けた卵を親メダカとは別の水槽に取り分けるのがおすすめ。


初心者でもほんとうに簡単に育てられるので、ぜひ挑戦してみてください。



メダカの卵の取り方や、正常に成長している稚魚の見分け方は、「屋外でのメダカの育て方は簡単!産卵から稚魚までの飼い方は?」を、参考にしてみてくださいね。



初心者だと、卵の見分け方に少し勇気がいると思います。


最初の年は稚魚のお世話も恐る恐るになってしまいますが、夏を迎えるころにはすっかり手慣れますよ。

それくら、メダカの飼い方はとても簡単です。

屋外の飼育で気をつけること

屋外で気をつけることは、直射日光が当たらないようにすることがまず挙げられます。

とくに、夏場は水温が一気にあがり、日によっては温泉になってしまいます。


これは、さすがにメダカにとってはダメージが大きいです。



また、常に日光に当たることで、藻が発生しやすくなり水質が悪化するので、メダカ鉢は半木陰に置くようにするのがおすすめです。

編集後記

めだかを飼ってみたい・・・そんな初心者さんは、まずは水温管理もあまり必要としない、丈夫なヒメダカなどから始められることをおすすめします。

最近では1匹が3,000円など、高級魚化しているメダカもたくさんいますね。高級になればなるほど気をつけることが増えていくので、飼い方に慣れてきてからバージョンアップしていくと、メダカの飼育が楽しくなると思います。

わが家の屋外のベランダでは毎年メダカが誕生。初めてでも簡単に卵から稚魚まで成長する育て方をご紹介。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

フォローする