北海道の夏ドライブ4つの注意点!広すぎる土地で誤算だったこととは?

北海道の夏ドライブ4つの注意点!広すぎる土地で誤算だったこととは?

北海道旅行を最高の思い出にしてくれる手段のひとつが、レンタカーを利用したドライブ。

日頃、都会に住んでいる人ほど、見渡す限り広がる絶景に心を奪われるはず。

今回の北海道旅行では、私もレンタカーを借りて、一人で夏ドライブを楽しんできました。

ドライブした先は、十勝帯広平野や美瑛周辺の絶景エリアです。

素敵な思い出ができた半面、これはとても危険!と思ったことも沢山。

今回のブログでは、女子一人が夏の北海道をドライブするときの注意点を投稿します。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

北海道の夏ドライブで誤算だった事とは?

札幌や小樽などの街中なら、なんの問題もないでしょう。
けれど、都市から離れると、話はガラリと変わってくるのが北海道。

とくに、これが夏のドライブだからこそ、大変危険と感じたのは・・・

車を走らせても走らせても、延々と何十キロも景色が変わらないこと。

最初のうちこそ北海道の広大な景色は楽しいけれど、「ちょっと喉が渇きました」や「日焼け止めを塗りたいんです」なんて些細なことに、対処できなくなってしまうのです。

それもそのはず。

景色が変わらないということは、ずーーーーーっと長閑な田舎を走っているようなもの。

当然、お店はなく、ガソリンスタンドもなく、もっとも誤算だったのは、ちょっとした路肩までもが無くなってしまうことです。

具体的に、夏の北海道で注意しておいた方がよいことを、次で挙げてみますね。

広い北海道でのドライブで要注意な4つの事

1.ガソリンは早めに入れる

北海道の郊外、特に道東のように広大なエリアをドライブするときに、絶対に注意したいこと。

それは、ガソリンを頻繁に入れておくということ。

今回の私の一人旅は、十勝帯広エリアと美瑛の周辺がメインでした。

両方とも、とても長閑で雄大な景色を楽しめるので、ドライブには絶好のポイント。

けれど、その割には、ガソリンスタンドが見当たらないのです。

見渡す限り雄大な畑が広がる北海道の十勝平野

見渡す限り雄大な畑が広がる北海道の十勝平野

それもそのはず。

とくに十勝平野では、大きな牧場が隣り同士でいくつも並んでいるような、メガ級エリア。

隣りと言っても、「お隣さんまで車で20分なんです」って言う、とてつもない広さなわけです。

ですから、ガソリンスタンドのみならず、自然と公共の物からコンビニまで、あらゆるものが姿を消してしまいました。

そして広がるのは、地平線まで見えそうな力強い大地と、まっすぐな道路だけ。

十勝平野周辺の場合は、帯広市内の中心部から車で15分も走れば、もうそんな大自然エリアに到達します。

北海道とは言え、夏ならエアコンを使います。

市内を出るときには、必ずガソリンを満タンにして出かけてくださいね。

もちろん、十勝帯広だけでなく、特に道東エリアをドライブするときには注意が必要です。

2.食べ物と飲み物を買っておく

前述のガソリンスタンドと同様、スーパーどころかコンビニも見当たらなくなるエリアが、北海道にはいくつもあります。

自動販売機?

あるわけないし、、、と言った感じでしょうか。

コンビニや自動販売機が長時間見つけられない北海道のドライブコース

コンビニや自動販売機が長時間見つけられない北海道のドライブコース

日頃、ちょっと喉が渇いたらすぐに飲み物を調達できるような便利な生活に慣れているなら、同じ感覚でいるととっても危険。

夏なんて、特に熱中症の危険性も高まります。

もし、宿泊場所が秘境のようなポイントにあるなら、必ずホテルなどでドリンクと食べ物などを用意しておくのがおすすめです。

3.仮眠は早めにとる

これも、かなりの誤算でした。

前日に、少し睡眠不足だった私。
けれど、今回の私の北海道旅行はひとり旅だったので、代わりのドライバーなんて当然いませんし(泣)

でも、眠くなったら、どこかのスペースに止めて仮眠すればいいかな、なんて軽く考えていたのですが・・・。

実際に眠気が来たときに走っていた道路は、延々20km近くも直線が続く、拷問の道。

路肩なんてなくて、しかも一車線。

車を安全に停止させておくスペースなんて、無いのです。

北海道のドライブコースは路肩も駐車スペースもない場所がたくさん

北海道のドライブコースは路肩も駐車スペースもない場所がたくさん

仕方がないので、なんとか眠気を吹き飛ばしながら運転しましたが、睡魔との闘いをしているときの平坦でまっすぐな道路の厳しいことと言ったら・・・。

道路脇の畑の中に突っ込んでしまわないように、自分と必死に闘っていました。

ましてやこの時、季節は真夏。

北海道とは言え、気温が高い時期ですし、紫外線を避けて止められるスペースが必要なのに。

そんな都合のいい場所なんて、直線距離20kmなんて道路で見つかるはずもありません。

一人旅でなくても、ドライバーが一人しかいないケースもあるでしょう。

北海道での夏のドライブは、眠いなと感じる前に、早めにどこかで仮眠をとっておくのがおすすめです。

4.紫外線対策を万全にする

北海道でのトライブだとは言え、夏には夏の運転に注意が必要。

意外に紫外線が強く、最近の夏の北海道は気温が高くて暑すぎるくらいです。

ですから、私はこんな物を紫外線対策として欠かしませんでした。

1.日焼け止め剤

UV対策の代表格、女子力アップの必需品である日焼け止め剤!

これは、顔だけでなく、腕や手の甲、首回りも丁寧に塗布しておきたいところですね。

とくに運転中に日焼け予防剤を付けなおすことは難しいので、右ハンドルならば運転手は右側を重点的にケアしておいた方がよいと思います。

例のごとく、長い一直線の道路では、私はなんと最長20分にわたって、右側を太陽光に照射されることに。

これは暑かったです。

車を一時停止するところがなかなか見つからないことが多いので、ドライブの開始前にはしっかり塗布しておくのがおすすめです。

2.サングラス

夏の北海道でのドライブでは、目のケアにも注意したいところ。

運転中でも、かなり強い紫外線をずっと浴び続けることになるので、サングラスを上手に活用してくださいね。

紫外線対策では必須アイテムのサングラス

紫外線対策では必須アイテムのサングラス

私は、あまりの紫外線の強さに目が充血してしまい、しばらく赤みが引きませんでした。

目薬まで持参しておくと、安心ですね。

3.グローブやスカーフ

紫外線防止用のグローブやスカーフも、夏のドライブでは必需品にしたいところ。

日焼け止め剤は、塗布したときから皮脂や汗などで流れ始めるので、実は頻繁に付け直しをしなければ意味がないですよね。

そんな、付け直しができない時に上手に活用したいのが、グローブやスカーフ。

運転の邪魔にならない程度のものを用意して、首回りまで紫外線から守るのがおすすめです。

北海道ドライブの意外な落とし穴

1.距離感がマヒする

目的地を決めてドライブするときに、ほとんどのドライバーは事前にそこまでの距離や時間をチェックすると思います。

もちろん、私もです!

北海道でのドライブでもカーナビは必須

北海道でのドライブでもカーナビは必須

そのつもりだったのですが、どうも広すぎるこの北海道では勝手が違ってしまいまして・・・。

ある程度の距離をチェックしたものの、渋滞もない、道も間違えていない。

なのに到着時刻が大幅に遅れることが何度かありました。

車の中だとは言え、夏の炎天下でのドライブは、距離が出れば出るほど注意が必要です。

そこでおすすめなのが、GoogleMapも併用すること。

車のナビでは誘導してくれないショートカットコースが表示され、結果的に1時間近く差が出たりするのです。

ただ、注意点としては、稀に「ここは安全に通れるの?」という細い道路に誘導されることがありました。

ですので、どちらかの誘導に偏らず、『併用』がおすすめです。

最近では、yahooナビも人気ですね。

こちらは、無料のわりには性能がとても良いようで、次回はyahooナビを使ってみようかなと思ってます。

北海道は、とにかく広いですよね。

目的もなくドライブを楽しむだけならいいのですが、短時間でいくつかの観光スポットを周りたいときには、時間を有効に使いたいものです。

2.道路がデコボコで走りづらい

長閑な北海道の絶景を眺めながらの快適なドライブ♪

・・・と思っていたのですが、メイン道路でも割りとデコボコな道路が多い北海道。

これまた、十分な注意が必要でした。

田舎方面の広大な牧場や畑が広がるエリアでは特に、舗装の修理ができていないんです。

これはきっと、大型の農耕車の行き来が頻繁だからではないかと。

北海道ドライブでの醍醐味の壮大な景色

北海道の中でも、大牧場近辺の道路は整備されていない箇所が多い

やってもやっても、農耕車の往来で、すぐに傷んでしまうのかなと思います。

ですから、特に路肩の部分には注意しながら、よそ見をせずにドライブすることをおすすめします。

道路の真ん中に、いきなり穴が開いていたりもするので、気をつけてくださいね。

突然、タイヤが穴にハマりますからね。。。

3.高速道路の車線が狭すぎる

意外だったのが、北海道の高速道路の車道は狭くて、かなり圧迫感のある区間が長いことです。

今回、私が利用した北海道の高速道路は、帯広からトマムの道東道。

この辺りは、長閑な北海道の中でもさらに田舎で、高速道路も片側一車線でした。

日頃、利用している片側一車線の高速道路って、路肩が広かったり、道路幅自体に余裕があるので、スピードが出ていても危険を感じません。

けれど、北海道の道東道は違った・・・。

なんだか走りにくいなぁと思って観察しながら走行していると、どうも車線幅や路肩の狭さにプラスして、周りの高い樹々が迫っているポイントが多いのです。

それで視界が悪く感じるので、とくに高速での走行中は注意が必要です。

では、周りに樹々がない場所ではどうかと言うと・・・。

今度は、広い景色が広がる中で狭い車線を走るので、これまた変な錯覚に。

周りの広大な景色につられて、車線まで広いと錯覚してしまうのです。

広大な景色がどこまでも広がる夏の北海道

広大な景色がどこまでも広がる夏の北海道

土地はたくさんあるのだから、もう少し高速道路も広めに造っていただければ(笑)

けれど、広ければそれだけ予算がかかるので、仕方がないのでしょうか。

日頃、広くキレイに整備された高速道路に慣れている方は、北海道ではかなり注意しながらドライブすることをおすすめします。

4.飛び出す動物サイズが半端ない

これ、よく聞きますよね、動物が突然飛び出してきますよ、と。

北海道でなくても、田舎の道路では動物の飛び出しがよくあります。

ただ、北海道ではその大きさがケタ違い!

私も、真夜中にエゾシカと遭遇し、そのビッグサイズに驚きました。

幸い、エゾシカは歩道にいたので衝突の危険はありませんでしたが、動物はどんな行動を起こすのか分からないので、最新の注意が必要ですね。

また、小さな動物だと、見つけるまでに時間がかかります

北海道の田舎道では、夜は街頭がないポイントも多いので、スピードの出し過ぎには気をつけたいところです。

編集後記

北海道の郊外の道路って、一般道であっても長くて直線的なところが多く、ついスピードも出てしまいます。若干、高速道路でも走っている気分。

周りの景色は雄大だし、長閑にドライブできそうに思いますが、結構ハードなことが多かったです(笑)

けれど、安全に運転していれば、やっぱり北海道の夏のドライブは最高です。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

フォローする