富良野観光で人気上昇のニングルテラス|幻想的な世界をMAX楽しむ方法はコレ

富良野観光で人気上昇のニングルテラス|幻想的な世界をMAX楽しむ方法はコレ

富良野観光では、非日常の観光スポットがどこにでも転がっているけれど・・・

新富良野プリンスホテルのニングルテラスの森は、別格でした。

ニングルテラスに一歩足を踏み入れると、静かに妖精が近づいてきたと錯覚するような、幻想的な空間が広がっているんです。

ここは、北の国からのファンの方には当然のように知られている、人気の高い観光地。

今回の旅行記ブログでは、ニングルテラスでの一番良い時間帯や小人が出てきそうなショップなど、富良野観光では外せないおすすめスポットを投稿します。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

ニングルテラスってどんな観光地?

入り口から覗くと、森の中にひっそりと佇むログハウスが見える場所。

「森の番人が住んでいるのかな?」と、ちょっと物語にでもなりそうな、ニングルテラスはそんなスポットでした。

深い森の中にひっそりと佇むニングルテラスのログハウス

深い森の中にひっそりと佇むニングルテラスのログハウス

それもそのはず。

ここには、2世帯の「ニングル」が住んでいるそうです。

ですから、「大声を出さないで。のぞくときは露骨に観ないで横目で見てね。」という看板があって、静かにしていないとその小人には会えないようです。

ログハウスのクラフト工房の中で小人が作品を作っていそうな雰囲気

ログハウスのクラフト工房の中で小人が作品を作っていそうな雰囲気

ここは脚本家の倉本聡さんがプロデュースした観光スポットで、とくに「北の国から」のファンの方には愛されているところ。

そのニングルテラスの中には15棟のログハウスがあり、それぞれに15店のショップが入っています。

どの工房も特徴的なクラフトショップで、すべてが手作りのお店。

森の中に、手作りの音が響き渡りそうな、とても優しくて静かな空間が広がっていました。

手作りの音が聞こえてきそうなニングルテラスの静かな森の中

手作りの音が聞こえてきそうなニングルテラスの静かな森の中

ニングルテラスは、新富良野プリンスホテルのショッピングエリアとして紹介されています。

けれど、そう言うザックリしたワードでは表現しきれない異空間。

一店舗ずつゆっくりと見て回り、ときにはその店主に作品ができるまでの物語を聞かせてもらったり。

さらには、もっと深い森に入った先にあるカフェで寛ぐなど、楽しみ方の奥が深い観光スポットでした。

脚本家・倉橋聡氏の「優しい時間」で主人公が開いた設定になった喫茶店

脚本家・倉橋聡氏の「優しい時間」で主人公が開いた設定になった喫茶店

それに、一人旅にも、家族連れにも、カップルにも好まれる観光スポットと言えます。

アトリエ工房での創作教室では、小さなお子さんから大人までが没頭できる体験コースが。

また、時間が違えばニングルテラスの雰囲気もガラリと変わるので、その変化を楽しもうと、この森へ何度も訪れる旅行客が多いようです。

周辺が薄暗くなり、ショップの灯りが増してくる頃

周辺が薄暗くなり、ショップの灯りが増してくる頃

ニングルテラスで大人が楽しめる2つの方法

ニングルテラスではもちろん子どもも楽しめるのですが、大人だけの静かな旅を味わうなら、こんな2つのエリアを観光するのがおすすめです。

1.ショップエリアでの夕刻の散歩道

ログハウスが立ち並ぶニングルテラスのショップエリアは、時間帯によってその顔を刻一刻と変えていきます。

3つ前のニングルテラスの写真と同じ場所。時間によって全く違う顔を見せる。

3つ前のニングルテラスの写真と同じ場所。時間によって全く違う顔を見せる。

ですから、ちょっと立ち寄っただけではもったいない。

ずっと富良野の森にいて、その変化を楽しみたい、と思える場所なんです。

その姿を少しずつ変えていく夕方は、ニングルテラスに妖精が舞い降りるような錯覚に囚われる不思議な時間。

その時間を楽しむように、この森の中に続くウッドデッキを散策することが、富良野観光の醍醐味とも言えそうです。

2.優しい時間に包まれるカフェ

ニングルテラスの小脇にある、小さな森の小径。

富良野の森の奥深くにある「珈琲・森の時計」へと続く小径

富良野の森の奥深くにある「珈琲・森の時計」へと続く小径

どこに続くのかとワクワクするような小径を辿っていくと、「珈琲・森の時計」の扉の前に続いていました。

優しく旅行客を迎え入れてくれそうな扉。

そっと開いて中に入ると、想像を超えた豊かな時間が流れる空間がありました。

ニングルテラスの森の奥深くにあるカフェ「珈琲・森の時計」

ニングルテラスの森の奥深くにあるカフェ「珈琲・森の時計」

窓辺に座ってもいいし、暖炉の隣で寛いでもよし。

混み具合にもよりますが、ここでは思い思いの場所でゆっくりとティータイムを楽しむことができます。

観光するのに一番おすすめの時間帯は?

ニングルテラスの夜はライトアップもされているので、暗くなってから行くのが一番いいのでは?と思われるかも。

口コミにもそうした投稿が多いのですが、私的には違います。

今回も「勝手におすすめランキング」をつくってしまいましたが・・・

先に申し上げておきます!ニングルテラスを観光するのに、一番おすすめの時間帯を。

それは、「日が沈む直前」。

日が暮れる20分ほど前のニングルテラスの風景。この後、一気に辺りは暗くなる。

日が暮れる20分ほど前のニングルテラスの風景。この後、一気に辺りは暗くなる。

この時間から、ニングルテラスの敷地内に入っておくと、刻一刻と移り変わる幻想的な世界を体感することができます。

中でも、次にご紹介する時間帯ランキングの第1位はもう格別。

ニングルテラスの最高の雰囲気を体感したい方は、ぜひこの時間を参考に観光してみてくださいね。

涼し気なウッドデッキをお散歩するのもニングルテラス観光の醍醐味

涼し気なウッドデッキをお散歩するのもニングルテラス観光の醍醐味

第3位:日中の観光客が少ない時間

日中の明るいニングルテラスは、ログハウスに差し込む木漏れ日がとても綺麗な時間帯。

夜がキレイ、と口コミにあるので、たいていの観光客は暗くなってからの時間帯を狙って訪れます。そのため、日中の明るい時間帯は旅行客が少なめ。

優しく差し込む木漏れ日がログハウスを涼し気に見せている

優しく差し込む木漏れ日がログハウスを涼し気に見せている

混雑していないウッドデッキをゆっくりと散策するには、日中の明るい時間もおすすめです。

深い樹々に囲まれて、ウッドデッキやログハウスが涼し気に見えますね。

明るい時間帯にニングルテラスを訪れると、新富良野プリンスホテルの駐車場からここに入ってきた途端、体感温度がグッと下がるのを感じることができました。

第2位:ライトアップが美しい夜

ライトアップされている夜の雰囲気は、日中とはガラリと変わります。

柔らかな光に照らし出されるニングルテラスのウッドデッキ

柔らかな光に照らし出されるニングルテラスのウッドデッキ

クチコミでも、夜に訪れるのがおすすめという投稿が多いのですが、確かに日中よりも夜のニングルテラスの方が、雰囲気はグッと良くなります。

妖精が住まう森の中の工房と言った雰囲気が増してくる、夜のニングルテラス

妖精が住まう森の中の工房と言った雰囲気が増してくる、夜のニングルテラス

ウッドデッキに照らし出されたライトアップの優しい光に誘われて、赴くままにお散歩をする。

静かに葉っぱの下を覗き込めば、ニングルテラスの住人である「ニングル」が顔を出しそうな、そんな不思議な時間を過ごせます。

観光客も自然と口数が少なくなって、360℃に繰り広げられる異空間を楽しんでいる様子。

ニングルテラスの絶景は、夜に訪れると言っても過言ではありません。

第1位:夜の帳が下りる頃

けれど、私的には日没前の、夜の帳が下りる頃が、断トツトップでおすすめ。

夜の帳が下りる直前のニングルテラス。

夜の帳が下りる直前のニングルテラス。

この時間帯から徐々に辺りが暗くなり、ウッドデッキを照らす仄かな光が強くなり始めます。

これから幻想的な世界が訪れるのだという期待で言葉数は少なくなり、でも興奮が抑えきれない、なんとも言えない高揚感に包まれます。

ログハウスの灯りが徐々に強くなる頃。静かに夜を迎える準備に入っているニングルテラス

ログハウスの灯りが徐々に強くなる頃。静かに夜を迎える準備に入っているニングルテラス

静かに夜のカーテンが下りきるまでは、刻一刻とその雰囲気を変えていくニングルテラスで、気の向くままに散策するのがおすすめです。

私がニングルテラスを観光した時間は?

私がニングルテラスを観光したのは、7月の半ばで、日の入りが19時頃でした。

19時頃になると、周辺はどっぷりと暗闇に包まれる感じ。

その時間帯に訪れる観光客が多かったです。

けれど、私がニングルテラスに到着したのは、ちょっと早いのですが16時半頃。

まだまだ周辺は明るくて、日没まで1時間以上ある時間帯でした。

「北の国から資料館・チュチュの家」。周辺はまだ明るく、ニングルテラスを訪れる観光客

「北の国から資料館・チュチュの家」。周辺はまだ明るく、ニングルテラスを訪れる観光客も少な目。

この日、午前中は美瑛にある青い池と白ひげの滝を観光して、その帰り道にニングルテラスに立ち寄るという旅行プランを作りました。

美瑛の青い池からの、車での所要時間は1時間半くらい。

ですから、青い池の観光をもっと早い時間帯に終えておくと、ニングルテラスへ到着するまでの間に、もう一か所くらいは観光できるプランが作れそうです。

ニングルテラスのショップ情報

ニングルテラスへ行く前に情報をチェックしていた時に、行ったら必ず入ってみたいショップがありました。

それは、手作りのろうそくを取り揃えている「森の蝋燭(ろうそく)屋」。

まるで、樹の妖精に見つめられているようなデザインのろうそくから、炎を灯さなくても木の香りが広がる物、切り株の隙間からフクロウが覗いている物など、深い森の奥を連想させる蝋燭が、ショップの中に所狭しと並べてありました。

「森の蝋燭屋」のオーナーさんの許可を得て、外側から撮影させてもらいました

「森の蝋燭屋」のオーナーさんの許可を得て、外側から撮影させてもらいました

当日は、事前に「森の蝋燭屋」の営業時間を電話で確認して、確実に空いている時間に観光。

と言うもの、どのショップも小さくて、1~2人の店員さんやオーナーさんで運営しているため、休憩時間にはショップを閉めてしまうのです。

絶対に訪れたいショップがあれば、ぜひ事前にチェックをしてから行ってみてくださいね。

新富良野プリンスホテルの代表番号に電話をすると、各ショップに転送してもらえます。

新富良野プリンスホテルの代表電話番号
TEL:0167-22-1111

森の蝋燭屋で買ったお土産には直通用の電話番号があったので、このブログに投稿しておきますね。

森の蝋燭屋の電話番号
森の蝋燭屋/電話番号 TEL:080-5436-3750

ニングルテラスの中にあるクラフトショップの案内情報

ニングルテラスの中にあるクラフトショップの案内情報

その「森の蝋燭屋」ですが、残念ながら店内の撮影はNGでした。

とても雰囲気の良いお店なので、ぜひご紹介したかったのですが仕方がない(笑)

ですので、その「森の蝋燭屋」で購入した蝋燭をご紹介します。

袋から出した途端、蝋燭に配合された木の香りで部屋の中が満たされる(全部で税込み3,430円)

袋から出した途端、蝋燭に配合された木の香りで部屋の中が満たされる(全部で税込み3,430円)

向かって左側の蝋燭は、外側まですべて蝋でできていて、炎によって自分専用の切り株の形になっていくのを楽しめます。

ある程度、蝋が溶けて内側に空間ができたら、カップ入りの詰替えキャンドルを入れると良さそう。

ずっと愛用できますし、詰め替えを入れなければ、蝋が溶けてなくなる最後までの色んな形を楽しめそうです。

それ以上に素敵なのが、ろうそく自体に木の香りエキスが配合されていること。

ですから、置いておくだけでも、癒される優しい匂いが部屋の中に広がります。

向かって右側の「森の器」は、全体的に蝋でできていながらも、最初からカップ入りキャンドルを入れることで、もっと長く使えます。

レフィルのカップ入りキャンドルは、これにも木の香りエキスが配合されているので、一緒に買ってみました。

この一言、可愛くないですか?

防災をあからさまに表現せず「ほのおをぼっちにしないで」とオシャレに注意喚起

防災をあからさまに表現せず「ほのおをぼっちにしないで」とオシャレに注意喚起

ほのおを灯したまま放置すると危ないので、お洒落に「ぼっちにしないで」と。

蝋燭の妖精からお願いされているようで、愛おしくなります。

こちらは、「富良野銀細工・雪の結晶」さんで買ってみたストラップです(税込み880円)。

「富良野銀細工・雪の結晶」でお土産用に購入したストラップ(税込み880円)

「富良野銀細工・雪の結晶」でお土産用に購入したストラップ(税込み880円)

1つとして同じものはないと言われる雪の結晶をモチーフにしたもので、手作り工房の店内でもまったく同じ形の作品は見当たりませんでした。

そして、このミニタペストリーは、「ニングルテラス・ペーパーワークの家」さんで。

「ニングルテラス・ペーパーワークの家」でお土産用に購入したミニタペストリー

「ニングルテラス・ペーパーワークの家」でお土産用に購入したミニタペストリー

富良野の彩を描いた絵ハガキなども手掛けているクラフトショップで、和紙に拘ったお土産を探している方には最適です。

もちろん、すべてが手作り。

ですので、やっぱり絵葉書やタペストリーひとつを取ってみても、同じ作品は見当たりません。

「ニングルテラス・ペーパーワークの家」では、離れて暮らす家族用にマグネットも購入。

残念ながら、写真を撮るのをすっかり忘れて・・・。

と思ったら、家族がその写真を撮っておいてくれたので、ちょっとサイズが小さいけれど投稿してみました。

「ニングルテラス・ペーパーワークの家」で家族あてのお土産に購入したマグネット

「ニングルテラス・ペーパーワークの家」で家族あてのお土産に購入したマグネット

冬の北海道を思わせる、優しい構図にほっこりします。

手作り体験ができるショップ情報

ニングルテラスの中には、手作りを体験できるショップがいくつかありました。

ただ、ほとんどのショップが予約制ですので、事前に電話で問い合わせた方が良さそうです。

また、季節によって制作物の内容が変わることがあると、書かれていました。

  • ろうそく作り森のろうそく屋
  • 楽器を弾く木製人形 森の楽団
  • ペーパークラフト 紙々の森 万華鏡作り
  • 万華鏡の家

どのクラフトショップも、新富良野プリンスホテルの代表に電話をすると転送していただけます。

新富良野プリンスホテルの代表電話番号
TEL:0167-22-1111

ニングルテラス観光情報

1.入場料

無料

2.定休日

概ね年中無休

※不定休の店舗有り

3.営業時間

概ね12:00~20:45

7月1日~8月31日までは時間延長

10:00~20:45

※店舗により営業時間が異なる

※天候や季節によっても営業時間が異なる

4.住所&電話番号

住所:北海道富良野市中御料

※新富良野プリンスホテル敷地内

TEL:0167-22-1111

5.アクセス情報

※JR富良野駅より車で10分

6.駐車場

・新富良野プリンスホテルの駐車場を利用

・平置き駐車場のため高さ制限無し

・無料

7.トイレ

ニングルテラスの中には、ログハウス作りの可愛いトイレも完備

ニングルテラスの中にある、ログハウス作りの可愛いトイレ

ニングルテラスの中にある、ログハウス作りの可愛いトイレ

8.ニングルテラス公式サイト

ニングルテラス公式サイト

編集後記

北海道旅行では、ラベンダーの花畑や牧場などの景色も魅力的で最高ですが、深い森の中での静寂な時間も優雅に過ごせておすすめです。

とくに、富良野のニングルテラスの中には、さらに深い森の中に、次元が違うのかと錯覚するような素敵なカフェも。

ニングルテラスは、富良野の中でもちょっと違った時間の使い方ができる、とてもおすすめの観光地でした。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

フォローする