マレーシアのクアラルンプールに渡航して2週間目ころに、ふと別の街に移動してみたくなりました。
人の多い都会のクアラルンプールに、少し疲れたのかも。
そこでなんとなく選んだのが、世界文化遺産で有名なマラッカ。
実はこのマラッカで、これまで宿泊したホテルの中でもトップクラスのおすすめホテルを発見しました!
それもそのはず、あるホテルの口コミサイトでは、9.0という驚きの高スコアが付いているほど。
その人気の理由は、実際に宿泊してみるとよく分かりました。
今回は、断トツ人気なのに隠れ家的なこのホテルを、マラッカ旅行記でリポートしてみたいと思います。
Contents
マラッカで隠れ家的人気のホテルとは?
まず最初に、大規模で豪華なホテルではありません。
プールもありません。
近くに大型ショッピングモールがあるわけでもありません。
え?フロントスタッフ??
もちろん、いません。
でも、猫の親子がいます。
ですので、大型の高級ホテルでマラッカの街を満喫したい場合は、今度また別の旅行記ブログでおすすめホテルをご紹介しますね。
マラッカは田舎と言えども観光地ですから、豪華なホテルもたくさんありました。
さてさて、この、ある意味「何もない」ホテルの名前はウェイファーラーゲストハウス(Wayfarer Guest House)。
Wayfarerとは、旅行者の中でもとくに徒歩で旅をする人のこと。
その歩く旅人を迎える宿が、Wayfarer Guest Houseです。
なんだか、都会のクアラルンプールに疲れた女一人旅にピッタリではないですか!
ウェイファーラーゲストハウスの情報は少なくて、とくに日本人の間ではまだあまり知られていません。
なぜ私が見つけられたかと言うと・・・。
実は、マラッカ観光で訪れてしばらくは、別のホテルに滞在していたんです。
そのときに、
「運河が素敵な観光地なので、水辺で人気のおすすめホテルはないですか?」
とホテルスタッフに尋ねると、迷わずWayfarer Guest Houseを教えてくれた
という経緯が。
マラッカの街は小さいので、実際に紹介されたホテルがある場所まで歩いていってみました。
そして、周辺を観光して回り、Wayfarer Guest Houseが気に入ったと言うわけです。
マラッカで人気のジョンカーストリートから、徒歩で1分もかからないくらい中心地にありながら、Wayfarer Guest Houseはなかなか見つけられません。
これがまた、密かなものを探して歩く女一人旅にはたまらないんです。
完全に隠れ家的な存在のホテルですね。
では、ホテルの中がどうなっているのか、早速見てみましょう。
このホテルが人気の6つの秘密
ホテルを評価する理由は人それぞれですが、私なりにウェイファーラーゲストハウスの何が人気なのか6つに分けてみました。
1.すべてが清潔なホテル
清潔度は完璧と言えます。
これは、ホテル評価をする口コミサイトでも多く見られたのですが、とてもキレイに掃除してありました。
マレーシアでは、5つ星ホテルであっても、まだまだホコリの塊が部屋の隅でコロコロしていることも。
5つ星だからとか、評価が高いからと言って、安心できないんです。
ましてや、小さなホテルとなると尚のこと。
人手の少なさから、どうしても隅々まで掃除が行き届かなくなるのでしょう。
けれど、Wayfarer Guest Houseでは気になる汚れは見当たらなくて、床までピカピカに輝いていました。
マレーシア旅行をして2週間目にして、初めて床に座れたホテルです。
ここでは、ぜひ裸足で床の感触を楽しんでみてください。
2.宿泊料金が安い
Wayfarer Guest Houseは、宿泊料金も格安でそれも魅力です。
マラッカのホテルは、全体的にまだまだ宿泊費が安いのですが、その中でも小さなホテルはかなり安い。
宿泊時期や予約をするタイミングにもよりますが、Wayfarer Guest Houseでは、1泊2,000円台から。
平均でも、その料金は3,000円台前半です。
安くないですか!?
実際に、私は観光税なども入れて2,941円で予約できました。
このときは、Bookimg.comから予約しています。
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3.長閑なリバーサイドホテル
やっぱり水辺のホテルというのが、人気理由の一つにあがりますね。
マラッカでは1本の運河が街の中を大きく蛇行して流れているので、観光していると至るところで運河に出会います。
しかも、マラッカ海峡がすぐ近くなので、運河の水はとても豊富。
ゆったりと流れる水は、気分を落ち着かせてくれます。
そんなところも、古都マラッカを豊かに見せるし、運河沿いの素敵な風景がたくさん見られるんです。
だから、観光客は自然とリバーサイドに集まるし、中でも水辺にあるカフェテラスはとても人気。
その中心に位置しているWayfarer Guest Houseは、大人の雰囲気の水辺にそっと忍び込んでいる感じです。
4.静寂な時間が流れる
マラッカの街は日本でいう奥ゆかしさがまだ残っている感じで、夜遅くまで無駄に騒がしいということはありません。
住人同士が配慮しつつ、つましく暮らしている感じが伝わってきます。
だから、マラッカに訪れる観光客も自然と静かに。
金曜日から日曜日の夜にかけては、マラッカで有名なナイトマーケットがあるので、このときは夜遅くまで多少賑やかです。
けれど、そのほかの平日は、一番人気のジョンカーウォーク街でさえも7時過ぎにはお土産店などが終了。飲食店も、早々に閉めるところが多いです。
とくに静寂を楽しみたいときには、ぜひ平日にWayfarer Guest Houseを利用してみてください。
5.プラナカン調の佇まい
マラッカには伝統的なプラナカン文化がいまも根づいていて、それが世界文化遺産に指定された理由の一つでもあります。
そんなマラッカで人気なのが、貴重なプラナカンハウスをリノベしたホテル。
このWayfarer Guest Houseの建物も外観はプラナカンの雰囲気を残しつつ、内装はどっしりとした立派な造りをしていました。
プラナカンと一目で分かる重厚でカラフルな調度品は見られませんが、古都マラッカにふさわしい歴史を感じられるホテルです。
外観は小さな一軒家に見えますが、奥に広いので、東京都内に建っていれば大邸宅と言えます。
6.厳重なセキュリティー
Wayfarer Guest Houseは古き良き時代の建物を感じられるのですが、セキュリティー設備は完璧です。
まず、戸外から玄関に入るときにセキュリティーがあり、外出するときにもそれを解除して出かけます。
門限がありますが、その時間帯は二重のセキュリティーになっていて、けれど宿泊者は自分で解除ができるので、不自由はありませんでした。
もちろん、リバーサイド側の出入り口も、しっかり時間で管理されています。
ジョンカーウォークに近いホテルで観光客が集まるエリアだから、このセキュリティーは特に女一人旅には嬉しいですね。
編集後記
宿泊ホテルの選び方は観光スタイルによって違ってきますね。今回の私は、「世界遺産マラッカ」「一人旅」というポイントから、Wayfarer Guest Houseに絞り込みました。
今回の旅行記ではWayfarer Guest Houseのおすすめ理由をまとめたので、次はこのホテルの設備などをご紹介したいと思います。