年末大掃除も終わったのでそろそろお正月の食材をそろえたいと思い、毎年出かける江東区の砂町銀座商店街に行ってきました。
29日あたりからは人出が増えて動きづらくなるので、いつも日にちを少し外して出かけます。今年も27日の平日に行ったので、ゆっくりと品定めをすることができました。
今日は、そんな砂町銀座商店街でおすすめの青果店や鮮魚店などを、明治通り側の入り口から順にご紹介します。
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日本一の魚屋さんで有名な「魚勝」は、なぜ人気?
通称「砂銀」で有名な砂町銀座は、リュックを背負ってまで買い出しにくるお客さんがいるほど人気の高い商店街です。
一番のお目当ては、明治通り側から砂町銀座商店街に入ってすぐの場所にある「魚勝」なのではないでしょうか?
角地に「魚勝」という看板が見えています。
日本一の魚屋さんとまで言われるほどいつも大盛況で、開店時間が12時にも関わらず午後1時頃に行くとすでにほとんどの鮮魚が売り切れ状態。
なぜなら、開店前から行列ができているからです。
一応午後4時が閉店だそうですが売切れ御免のお店なので、早くからシャッターが閉まっていることが多いです。
こちらは午後1時半頃の状態なのですが、既に鮮魚はほとんどなくて、店内はガランとしています。
「魚勝」の食材は安くて新鮮だから、わざわざ遠方からやってくるお客さんが多いのですが、切り身の厚さもかなり評判が良くて魅力の一つになっています。
それだけに、オープン時の状況はいつも混雑していて、店内どころか店頭の陳列棚へ近づくのも至難の業。噂に聞くところでは、なんと業者さんまでがこちらで買い出しをすることもあるとか。
恐るべし「魚勝」さんですね。
けれど、私はいつも砂銀に到着するのが早くても12時を過ぎてしまうので、もっと奥に進んだ場所にある分店の「魚勝」と、もう一つ別の鮮魚店で買います。
その穴場の店舗は、後ほどご紹介。
まずは、砂町銀座商店街を、明治通り側から順に行ってみましょう。
【魚勝さん利用情報-2017.10.13追記】
2017年10月上旬に砂町銀座に買い物に出かけてみると、魚勝さんの定休日が張り出してありました。
せっかく魚勝さんを目当てに買い物に来ても閉まってました・・・とならないように、予め確認をしてお出かけくださいね。
おすすめ生鮮三品店をご紹介
1.不動の人気、鮮魚店の「魚勝」分店
・・・と、言いつつ少し進むと、ほどなくして2つ目の「魚勝」に出会います。
砂町銀座商店街入り口の「魚勝」が本家で、こちらは後からできた店舗なのですが、午後1時頃に行ってもなんとかまだ商品は残っていて買うことができます。
当日の夕食用にこのブリを1パック購入しましたが、脂がのっていて歯ごたえも十分。臭みのない新鮮でおいしい切り身でした。
去年はここで、お正月用に冷凍されたイクラを買ったのですが、粒が大きくて新鮮そのものでした。
今年は、別の場所で購入したので今回ご紹介できる「魚勝」のイラク画像がないのですが、味を外すことはないでしょう。
魚勝 情報
【営業時間】
11時半頃から16時頃(無くなり次第終了)
【定休日※2017.10.13追記】
日曜日、水曜日、祝日
【電話番号】
03-5690-5800(明治通り沿い)
03-3645-0620(砂町銀座内側)
【魚勝2017年10月定休日情報-2017.10.13追記】
魚勝さんの10月の定休日が店舗前に張り出してありましたので、参考までに追記しました。
2.持ちきれない程買ってしまう精肉店
そして、砂町銀座商店街に来たら必ず立ち寄るお肉屋さんが、この「田無肉の宝屋」。
先ほどの「魚勝」を出て右に進んで3軒目あたりにあります。
こちらのお肉はとても色艶が良くキレイで、やっぱり安さが一番嬉しいです。
「田無肉の宝屋」では、店頭のテーブルに陳列されている焼き鳥が、なかなかに美味しくておすすめです。
この焼き鳥も人気商品のようで、14時を過ぎると品数が薄くなるのでお早めに。
そして、こちらは今回運よく見つけた牛スジ肉です!
実は私は西側出身で、おでんの具に牛スジ肉を入れることが多かったんです。
けれど、関東ではこの部位を販売しているお店を見つけることがなかなかできません。
ごく稀に見つける程度なので、私にとって牛スジ肉の希少価値は高くて、今回も迷わず手に取ってしまいました。
と言いますか、関東ではこの牛スジ肉を食べることがないのだと思います。
歯ごたえがあるのに味が染みやすくて、とても美味しいですよ。
田無肉の宝屋 情報
【定休日】
水曜日
【電話番号】
03-5635-2911
3.巷の高騰にもびくともしない青果店
ここまでで、新鮮なお魚とお肉が揃いました。
次は野菜を買いたいと思います。
八百屋さんは途中にもいくつかあるのですが、「東宝青果」が割と品揃えが豊富で、しかも当然ながら安くておすすめです。
お正月用のおめでたい食材もこの通り。
街中のスーパーに比べると安価なのに、大きさは劣りません。
今年の野菜は悪天候で育ちが悪く、価格はずっと高騰したまま。
けれど、「東宝青果」では大根1本100円、白ネギ6本100円と、驚きの価格です。
しかも、この白ネギを帰って輪切りにしてみると、ネギの汁がしたたり落ちるほどの新鮮さ!
ネギ焼きにするなどして、食材そのものの味を楽しめるほどのものでした。
4.絶対に外せないおすすめ鮮魚店「魚壮」
そして、いよいよ一番のおすすめ、鮮魚の「魚壮」です。
砂町銀座商店街の明治通り側入り口にある「魚勝」がほとんど終了していても、「魚壮」は商店街自体が終了する間際まで、活きのいい魚介類を買うことができます。
もちろん、値段も品質も「魚勝」に劣らないですし、いつ来ても品揃えが豊富なので、必ず「魚壮」には立ち寄ります。
今日は、身がたくさん詰まっていそうなプリプリのエビが目立ちました。
大晦日に買えれば元旦の御節を立派に飾ってくれそうなのですが、残念ながら日にちが開きすぎるので今回は断念です。
店内は、切り身がパッケージ化された状態で陳列されています。
もちろん、干物も豊富ですし、かまぼこや伊達巻など幅広い食材を買うことができます。
魚壮 情報
【定休日】
水曜日
【電話番号】
03-3644-1991
※2016年12月31日も営業
出かけるときのポイント情報
何せ、レシート自体がないお店も多いので、ご紹介する店舗情報がバラバラ。
ただ、なんとなく水曜日を定休日にしている店舗が多いので、この曜日は外して出かけるのがいいように思います。
時間帯も、11時頃に砂町銀座商店街に到着するくらいがいいのではないでしょうか?
そして、どの店舗も、商品の大きさギリギリの袋に入れられてしまうので、購入品が増えれば増えるほど袋の持ち手に指が回らなくなって、かなり持ちづらい状態に・・・。
カートや、ひとまとめにできるような大きなエコバックなどを持っていくことを、ぜひおすすめします。
編集後記
商店街は、やっぱりお店のオーナーが軽快なトークで気軽に話しかけてきてくれるのが一番おもしろいですね。買うつもりのなかった商品を手に取っていたりして、“まんまと乗せられた感”に訳もなく楽しんでいる自分がいます。
下町気質が強くて、気さくなオーナーさんばかりが集まる砂町銀座商店街は、初めて訪れても親しみを感じられる場所だと思います。