今や、浅草を散策すれば、驚くほど多くの外国人観光客とすれ違います。むしろ、日本人の方が少ないのではないかと思うほど。
実際に、外国人にとって人気観光地の上位3位にも入っているとか。すっかり、多国籍な街になりました。
こんなに活気ある観光地だから、新しくて珍しいもの好きの日本人も浅草に魅了されるのかもしれませんね。今回は、浅草で見つけた珍しいものをいろいろと集めてみました。
Contents
浅草に珍しい物が集まるワケ
いつも浅草を散策するときは、自然と観光客を観察してしまいます。
10年くらい前までは、なんとなくご年配の日本人だけが集まっているスポットに見えていました。けれど、今は日本人でも老若男女、外国人なら多国籍と、浅草を訪れる観光客にカテゴリーがありません。
どうして浅草は、こんなにも世代や国籍に関係なく、人気の観光地なのか?
それは、古き良き時代の日本文化を残しながらも、現代のニーズに柔軟に合わせて進化した店舗や商売が多いからかなと、個人的に思ってます。
増え続ける外国人観光客に親しまれるように工夫した日本文化の見せ方が、今のモダンで小粋な浅草を表現しているのかなと。
結果的にオシャレで外国人も溶け込みやすくなった浅草風情のおかげで、今では日本の10代にまで支持されているような気がします。
浅草の珍しいもの4選
そんな浅草で見つけた珍しいものを、まとめてみました。
気になるお店があったら、ぜひ行ってみてくださいね。
1.珍しい食材のお漬物屋さん
店頭に珍しい食材のお漬物が並んでいる、浅草新仲見世通りにある「河村屋浅草店」。
現在のご当主は九代目という、とても長い歴史があるお漬物屋さんです。
何が珍しい食材かと言うと・・・
まずは、玉ねぎのお漬物です。
店先の一番目につくところにあるので、思わず視線が釘付けになります。
そして、河村屋浅草店でいつも食べてしまうのが、このキュウリのお漬物なんです。
「かっぱ漬けきゅうり」の梅味とかつお味。個人的には、梅味がおすすめです。
大きなガラスボトルの中に、大胆に漬け込まれているキュウリのインパクトは大!
とくに夏は、観光客がドットと押し寄せてきています。
人気が高いので、14時頃には完売してしまうほどなので、早めに行った方がいいですよ。
その他にも、オープン仕様の店内には、ごまみそセロリやエリンギのお漬物醤油味、長いもわさび味などがあります。
【河村屋浅草店の情報】
営業時間
10:00~19:00
※冬季は18:30まで
定休日
年中無休
アクセス
東京都台東区浅草1-22-8 河村屋ビル
03-5806-0266
2.酢飯自在のお寿司屋さん
最近、回転寿司で物議を醸しだしている、意味不明の「酢飯残し」。
理由は、酢飯のカロリーが高いからというものだそうです。
では、お寿司屋さんに行かなければいいのでは?と思うのですが、最初はお寿司で食べて、途中からお刺身にでもしたいのでしょうか?
なかなか理解に苦しむのですが、そんなダイエッター向きとも言えるお寿司屋さんが、浅草仲見世通りの路地裏にあります。
海鮮丼がウリの「坊~乃(ボーノ)」です。
こちらでは、丼ぶりに入っているご飯に自分で寿司酢をかけて、好みの酢飯にできるという面白い仕組みになっています。
酢飯をセルフで作るなんて、なかなか珍しいのではないでしょうか?
本来は、すし酢の濃さを自分仕様に調節したがる外国人観光客向けのものなんだと思います。けれど、この食べ方だと、「寿司好きダイエッター」にもウケそうですね。
酸味が強いのは苦手だけど、お寿司は食べたいという人にもおすすめかも。
【坊~乃(ボーノ)の情報】
営業時間
ランチ
火~金 11:30~14:00
土・日 11:30~15:00
夜
火~土 17:00~23:00
※ラストオーダー 22:30
定休日
月曜日
アクセス
東京都台東区浅草2-1-5 -1F
03-3847-1522
3.季節はムシ!年中遊べる金魚すくい
金魚すくいって、真夏の夜店のイメージだったのですが、浅草には一年中遊べる金魚すくいが登場していました。
こちらが、常設の金魚すくい専門店「浅草きんぎょ」。
浅草西参道商店街の中にあります。
金魚すくいをしたいのに夏まで待てない!と思ったら、ぜひ「浅草きんぎょ」でトライを。
ここでは、子供だけでなく、大人も本気で勝負!
金魚すくいを楽しむだけでもいいですし、もちろん金魚を持ち帰ることもできます。
この日は、最高16匹すくった人がいたようですよ。
その後、その日の記録が更新されたかは分かりませんが、別の日には27匹という強者も!
店内には金魚をモチーフにした可愛い雑貨も並んでいて、中に入って見てみるだけでも楽しいお店です。
【浅草きんぎょの情報】
金魚すくいの料金
1回300円(ポイ3枚)
営業時間
9:00~17:00
定休日
年中無休
アクセス
東京都台東区浅草2-7-13
03-3847-5251(浅草花月堂本店に繋がる)
4.最強コスパのホテル(HOTEL)
浅草新仲見世通りにある、ホテル3000浅草本店(HOTEL3000-asakusa honten)。
こちらは、2016年10月オープンで、まだ新しくてとてもキレイです。
ホテルというよりは、ドミトリー「Dormitory」と言った方がマッチしますね。
ホテル前には、1泊が\3,240という格安価格で書かれた看板が見えます。
Wi-fiが無料というアピールも忘れません。
そして、なんと朝食までも無料です!
最近は、日本国内でもオシャレなバックパッカー(Backpacker)が急増していますし、旅先での夕食は自分でアレンジしたいという身軽な旅行客には便利なホテルですね。
これだけの安さなのに、各種アメニティーからヘアドライヤー、パソコン、レンタル自転車までが、無料で提供されています。
こちらが、無料の朝食だそうです。なかなかオシャレですね。
部屋タイプにもよりますが、Booking.comでは1泊が\2,000で出ていました。
ここまでくると、もうこの値段からして珍しい。
寝場所の確保とシャワーができればOK!と言う方には、とくに重宝しそうです。
【ホテル3000浅草本店の情報】
フロントサービス
24時間対応
お問い合わせ先
03-5830-3008(国内から)
+81-358303008(海外から)
hotel3000asakusa@outlook.jp
アクセス
東京都台東区浅草1-27-2
Asakusa1-27-2 Taito-Ku,Tokyo,JAPAN
編集後記
浅草へは、2~3ヶ月に一度は遊びに行くのですが、いつ行っても新しくて珍しいものを発見します。
まだ他にも珍しい専門店を見つけたので、またご紹介したいと思います。