思春期の娘が父親嫌いにならないたった1つの方法とは?

思春期の娘が父親嫌いにならないたった1つの方法とは?



小さい頃に大好きだった父親でも、中学生頃から女の子にとっては急に嫌いな存在になるので不思議ですね。思春期になった我が家の娘を見ていても、突然その時期がやってきたのがよく分かりました。

けれど、父親を疎ましく思いながらも、根本的に嫌いなわけではない様子も見て取れます。

それはなぜか?

特別難しいことをしてきたわけではなくて、この方法は母親だからこそできる、とてもシンプルなものだと思っています。もし、共感できそうな部分があれば、どうぞご参考くださいね。

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なぜ思春期の娘に父親嫌いの時期があるのか?

私自身を振り返ってみても、なぜあんなにも父親が嫌いだったのか分かりません。思春期時代には、意味もなくただ嫌いなんですよね。ですから、父親を嫌う理由なんて考えたこともありません。

よく、女の子をもつ周囲の子育て中パパさんたちからも、今後に備えて教えて欲しいと言われるのですが、説明のしようがなく。

でも、説明がつかないのも納得。
実は・・・


1つ屋根の下で暮らす父と娘なので、異性同士のその間柄に間違いがおきては大変。一説によると、自分と血のつながりの濃い異性の臭いを嫌うことで、近親配合のリスクを避けているそうです。


遺伝子レベルの話しにまで及ぶのですから、思春期の女子が父親に対して「生理的に無理」と言うのも致し方ないことですね。

むしろ、親として、この現象は娘が健全に育っている証拠だと喜ぶべきことなんです。

小さな頃に、あんなに「パパ大好き」と言われてきた父親にとってはとても寂しいことですが、娘の長い人生の中で思春期なんてたったの数年。この時期は、遠巻きに見守るしかないようです。


ただ、思春期のこの時期に、根本的に父親嫌いにさせてしまわないために、母親としてできる至ってシンプルな方法をとってきました。

生物学的に・・とか、父親のこんな行動が・・とか、そうした理屈はいらないんです。

思春期娘が父親嫌いにならないたった1つの方法

そのたった1つの、とてもシンプルな方法。


それは、父親の悪口を娘に聞かせないこと。


ただ、これだけです。

周りで起こることすべてが学習対象になる幼少期は、母親が話す何気ない会話でさえ、まるで読み聞かせのように吸収していきます。

この時期に繰り返し聞かせる父親の悪口は、洗脳のように子供に記憶されるので、大人になったときにその父親像を子供自身の力で払拭することが難しくなります。


それに、子供は父親よりも母親と接する時間の方が多いので、どうしても母親からの影響は強い。ですから、母親から聞かされる父親像というのは、とても大切になってくると思うのです。

父親よりも子供と接する時間の長い母親の影響は強い

また、こうして敢えて父親の悪口を言わない姿勢は、自然と父親のいい面だけを子供に話すことにもなります。


たった1つの簡単な方法ではあるのですが、それは子供が生まれたときから既に始まっている、先の長い話でもあります。

必ず後で活きてくる、小学生までの過ごし方

思春期娘が父親嫌いにならない工夫が、本当にたった1つだったのかと言うと、厳密には語弊があるかもしれません。

と言うのは、父親にはとにかく家族イベントに参加してもらってきたからです。

幼少期から父親を身近に感じられる環境をつくる

我が家では、長女の幼少期から何かと公園でピクニックをしてきました。簡単におにぎりだけを持って行くこともあれば、お弁当を用意してちょっと遠くの公園に出かけることも。

そして、必ずどんなに疲れていても、父親にも参加してもらいます。


公園での気持ちいいお昼寝タイムの提供で釣って(笑)
今思えば、家でゴロゴロと寝ていたかっただろうな。


と言うときもありました。
でも、とにかく、娘には身近に父親を感じていて欲しかったのです。

多分、夫はこんな魂胆があるとは露知らず、乗り気でないときには「え~~~っ」と言うこともありましたよ。でも、ここまで、よく協力してくれたと思います。


小学生までの過ごし方が、中学校以降の女の子の心理にどう働きかけるか試行錯誤でしたけど、今では「パパ、ウザッ!」と言いつつも、いざと言うときは何かと相談ができる存在になっているようです。


あ、ちなみに、「ばばぁ、うるせー」とも言います。
女子なんですけどね~(笑)

では、父親は何もしなかったのか?

こんな感じで、父親にも家族イベントに参加するなど、何かと頑張ってもらいました。

でも、父親自身も娘を案じる努力を色々としてくれていることは、常に感じます。

夜遅くなったときのお迎えや、学校行事への参加、進路を決めるときの情報収集や、娘のお気に入りのCDレンタルに至るまで、率先してこなしてくれるので。


感性豊かな娘は、そんな父親の隠れた努力を見逃すはずはなく、日頃から「ウザッ、ウザッ」と言いつつも、いざという時には父親が頼りになることを、思春期ながらも感謝しているように思います。


思春期の娘が父親を毛嫌いしないために、父親も家族イベントに積極的に参加していた

なぜ父親好きであることが大切だと思うのか?

これまで出会ったたくさんの女性を見ていると、父親を毛嫌いしない女性はとても楽しそうに人生を歩んでいると感じています。

もちろん、思春期時代には彼女たちなりの父親嫌いの時間はあった様子。

けれど、その時期を乗り越えてもう一回り大人の女性になったとき、根本的な部分で父親を嫌いではなかった彼女たちは、自信があってクヨクヨと悩まず、とても充実した日々を過ごしているように思うのです。

編集後記

「父親と娘」という関係は、親子でありながら異性同士。どうしても異性には理解できない部分が大きいですよね。
父親と息子、母親と息子の関係とは違って、一番遠い存在でもあるように思います。

ですから、もし母親に何かがあったとき、思春期の娘が父親に相談しやすい環境を整えておくことも、母親として大事な役割かなと思ってます。

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