思春期の娘が日々のできごとをベラベラ喋ってくれる3つの接し方

思春期の娘が日々のできごとをベラベラ喋ってくれる3つの接し方



イライラ真っただ中の我が家の思春期娘。自分の思春期時代を思い出してみても意味もなくイラッとすることが多かったとは思いますが、でも友達との関係は良好に保っていました。

そう、思春期のイライラの矛先は、受け止めてくれる親や学校の先生に向かうんですよね。

そしていつしか、必要最小限のことしか話さなくなります。言いたいことは山ほどあるけど、取り急ぎ自分の要求だけを伝えると言った感じでしょうか。


いいでしょう!では、ベラベラと喋っていただきましょう。


そう思っていろいろと試行錯誤し、とくに高校受験シーズンの一番難しい時期にできるだけ続けたことが3つあります。

その方法はとても有効で、受験を終えた今でも、ときどきこの接し方で娘に胸の内を語ってもらっています。

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思春期娘がベラベラと喋る3つの接し方

1.就寝前の〇〇〇


正解は、『就寝前の足裏マッサージ』。

以前、あるドキュメンタリーで、浅田真央ちゃんのお父様が真央ちゃんの足裏マッサージを毎日入念にやっていたと聞いたことがありました。しっかりと足裏をマッサージすることで、緊張をほぐす効果を狙っているとのこと。


実は、有名トップアスリートには結構たくさんいるようで、足裏マッサージは集中力根気の強化運動神経の発達など、いろんな効果を期待できるそうです。


足裏マッサージは集中力や根気の強化、運動神経の発達など、いろんな効果を期待できる。


そんな朗報を聞いた頃、ちょうど我が家でも娘が受験生となっていたので、さっそく娘の就寝前に足裏マッサージを開始してみました。

これが、本人の気持ちの安定だけでなく、スキンシップにもかなり役立ったのです。


進路のことや勉強の進み具合、友達とのやりとりなど、普通に面と向かって聞かれると受験生でなくても思春期ならムカムカくるようなことも、足裏マッサージ中はなんでも話してくれました。

しかも、寝る前に部屋を暗くした状態でマッサージをするので、かなりリラックスして話している様子。


あまりに気持ちがいいのでしょう。受験が終わった今でもねだってくるので、ここぞと言うときには入念にマッサージ。

そして、ついでに日常のできごとをペラペラと喋ってもらっています。



これはかなり効き目がある接し方。

とくに受験生なら、心のわだかまりが解けながらも、翌日の定期テストには緊張せずに臨めるという一石二鳥が狙えるので、とてもおすすめです。

2.娘の好きな〇〇〇でご一緒に!


正解は、『娘の好きな入浴剤で一緒にお風呂』。


入浴タイムは、思春期の難しい悩みなどを聞き出せる絶好の環境。


思春期の難しい悩みなどを聞き出せる絶好の環境が、入浴タイムです。

やっぱり湯船の中でリラックスするからでしょうか。聞いたことは、なんでも話してくれます。


これも、足裏マッサージと同じように、受験勉強がピークに差し掛かった初秋から始めたことです。何度か繰り返している内に、娘もこれは話しやすいと思ったのでしょう。自分から毎日のように、「一緒に入ろう」と誘ってくるようになりました。

入浴剤が好きなので、好みの香りをいくつも用意。先に娘が入ると茹だってしまって早めに出ようとするので、入る順番は“母”が先です。


なんでしょう、鳥が巣作りをして相手が現れるのを待っている感じ?


さすがに今は高校生となり、受験のストレスからも解放されているので、滅多に誘ってくることはなくなりました。

けれど、ときどき声がかかることがあるので一緒に入ってみると、普段は聞けない話が出てくることが多く、今でも入浴タイムは重宝しています。

3.意外と気づかない〇〇を利用


正解は、『意外と気づいていない個室になれる空間を利用』。

ちょっと踏み込んだ面倒な話になっても、その場からすぐに立ち去れない特別な空間があるんです。


それは、車の中。


ここは、ある意味“個室状態”でもあるので、思春期の娘にとってあまり話題にしてほしくないであろう友人関係のことなどを聞くのに、とてもありがたい空間です。

けれど、戸外を走行しているので、当然ですが本人は個室という認識がなくドライブ気分。親の質問だけでなく、娘から話題を持ちかけてくることも多いです。


思春期の娘が自分から話せる環境を作りやすいのが車の中。


ただ、必ず1対1のとき、というのがポイント。

思春期なら尚のことですが、言いにくいことを話せないですし、内容によっては両親から“攻められている感”が漂うので、そこは注意が必要です。

思春期娘はLINEがお好き

思春期の娘のスマホ利用にあたってはまだまだ頭の痛いことが多いのですが、けれど悪いことばかりではないですよね。

今の時代、LINEなどのSNSは、上手に使うことで親子関係に貢献してくれていると思っています。かわいいスタンプを駆使して、冗談を交えてからんでいくと、結構ノリノリで返してくれるから。


LINEなどのSNSは、上手に使うと親子関係の維持に貢献してくれる。


面と向かって話そうとするとソッポを向く内容でも、LINEだと一応自分の中に落とし込んでもくれる様子です。

文句が返ってきても気にしない。

文句が出るということは、こちらが伝えたいことは伝わったと思っているからです。

思春期の娘が父親を嫌いにならないこの方法は、母親だからこそできるのではないかと思うのです。

思春期娘の親への本音は?

先日娘に、「ちょっと私(ママ)の扱い、雑じゃない?」と親への接し方の愚痴を言うと、「身内だから心を開いてるってことよ♪」と、軽く返されてしまいました。

こんな切り返しができるようになっていたなんて、と思わず感動。

なんとなく腑に落ちないような、でも身内に心を開いていると言われると嬉しくて、つい「あ、あー・・、そうなの?」と納得してしまうような、何も言い返せない状況でした。
成長したもんです(笑)

なかなか、思春期の子への接し方は難しいものですね。自分の親もこうして私への接し方に苦慮していたのかと思うと、感慨深いものがあります。

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