気になる留学生の受け入れ費用は?ホストファミリーは赤字になる?

気になる留学生の受け入れ費用は?ホストファミリーは赤字になる?



留学生を受け入れるとなると、気になるのが受け入れ費用ではないでしょうか?

オーストラリアなどのように、ホストファミリーがビジネスとして完全に成り立っている国とは違って、日本ではどちらかというと、まだまだボランティアの傾向にあります。

そこで、今回は我が家で受け入れた留学生にかかった費用を、ご紹介してみたいと思います。

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受け入れた留学生の背景

今回我が家にやってきてくれた留学生は、微笑みの国タイの女子高生。日本人の気質に近くて、他人へのさり気ない心配りがとても上手な人柄でした。


むしろ、日本人よりも、もっと優しくて穏やかだと感じるほど。

やっぱり、『微笑みの国』と言われるだけありますね。ホストファイミリー側の私たちが、癒された思いです。



そんな彼女の留学滞在スタイルは、1週間のホームステイで、毎日自宅から日本の高校へ通学。ですので、日本での週末を経験するのは、たったの1回だけです。


旅行好き一家としては色々と見せてあげたいところがあって、たった1度の週末というのは、少し寂しいものがありました。

留学生受け入れにかかった費用

最近では、日本への留学を希望する外国人が急増しているので、Airbnbのシステムを利用して留学受け入れビジネスを展開する方も増えてきているようです。


我が家では、ビジネスではなく知人からの紹介として留学生を受け入れたので、結論から言うと収支は赤字


ボランティアでの留学生の受け入れは、赤字になる傾向に。


でも、どれくらいの赤字になったのか?が気になりますよね。


実際のところ、留学生の受け入れルートにはいろんな方法があって、ビジネスにしないと全て赤字になるのかと言うと、それもまた一概には言えないことが分かりました。


ここでご紹介する我が家のケースは、日本での留学生受け入れスタイルでいまだ一般的な例として、参考にしていただけたらと思います。


それでは、留学生受け入れのときの収支を、ちょっとまとめてみたいと思います。

1.受け取った費用は?


留学生の受け入れでエージェントから預かった費用は、食費として1日2,000円。通学費用は、チャージされたICカードを留学生本人がエージェントから受け取っています。

ですので、ホストファミリーとして1週間のホームステイに預かった費用は、合計で14,000円となります。

2.支払った費用は?


留学生の滞在にかかる費用の項目は、大まかに分けるとこんな感じでしょうか?

  • 食費
  • 光熱費
  • 通学費
  • レジャー&観光費
  • お土産購入費



先にご紹介したように、通学費用は別に留学生本人が受け取っているので、ホストファミリーの負担は実質0円となります。


食費については、朝ごはんと夜ご飯以外に、お弁当の用意が必要だった日もあります。
けれど、日本の食卓に出る一般的な食事だけだと、まず赤字になることはないです


ただ、せっかく初めて日本にやってきてくれたので、やっぱり少しは特別メニューになったりも・・・。

これについては、エージェントから食費として1日2,000円を受け取っているので、まったく問題ありませんでした。



光熱費については、女の子が一人増えたところで大した問題ではないでしょう。
水道代が少し加算されるくらいでしょうか。



ですので、留学生を受け入れるときに一番費用が膨らむのがレジャー&観光費用
これは任意なので、受け入れる家庭の気持ち次第だと思います。



ただ、やっぱり週末はどこかに連れて行ってあげたいですよね。こちらも出かけるのが好きなので、張り切っちゃいますね。


ホームステイの週末のドライブ風景。


このときにかかる費用は、施設巡りの入場料外食代、移動のための交通費お土産代で、これらはすべてホストファミリー持ちです。



お土産も、留学生本人が自ら買おうとするものは本当に少額の小さな物になります。

タイの学生さんにとっては、どうしても日本の物価の方が高いので、自分のお小遣いの範囲ではかなりの限度が出てくるから。


ですので、お土産代もホストファミリーが持つと思った方がいいでしょう。



実際のところ、一緒に観光をしていると、こちらとしても日本独特の可愛いグッズやお土産、珍しいお菓子などを見つけると、色々と持たせてあげたくなるもの。

タイで待つご家族にも・・・と思うと、ついゴチャゴチャと用意してしまいました(笑)

留学生が喜んだ観光地は?

観光したいところは、留学生の希望にできるだけ沿いました。


1週間の滞在とは言え、彼女は土曜日も留学生の公式イベントに出席しなければいけなかったので、実際にプライベートで使える時間は土曜日の夕方以降と日曜日だけ。

かなり慌ただしい日程だったので、彼女の観光したいところを厳選していくと、行ける場所は都内に限られてしまいました。


外国人観光客が訪れることが多い明治神宮の境内。
【明治神宮の境内】



そして、絞り込んだ結果、選んだ場所は・・・

  • 原宿の竹下通り
  • 明治神宮
  • 東京スカイツリー
  • ディズニーリゾートのイクスピアリ


東京スカイツリーの展望デッキにあるガラス床から見た景色。
【東京スカイツリー展望デッキのガラス床から見た景色】



やっぱり女子高校生ですね、竹下通りは憧れだったそうです。
けれど、タイの高校生の中でも有名だったとは驚きです。


原宿の竹下通りは、タイ王国の女子高校生の憧れ。
【留学生の女子も喜ぶ原宿の竹下通り】



結果、観光にかかった費用は、移動の交通費とお土産代も含めて、留学生1人に1万円強くらいでしょうか。

入場料が必要な場所が少なかったので、予定していた金額よりはかなり抑えられています。

赤字は滞在日数に比例する?

今回、我が家で受け入れた留学生は、滞在日数が1週間程度。

そのため、観光や食事など、ホストファミリーとしてやってあげたいことが短い期間に凝縮されていたので、費用もグッと集中してかかったと思っています。



滞在が長期になればなるほど、留学生も自力で出かけて行きたいところが増えてくると思います。

受け入れる側としても、毎日ご馳走を並べるのではなくて、できればもっと日常的な食事を経験させてあげたくもなりますよね。


そうすると、負担する費用が1週間で数万円もかかることはないですし、滞在日数が長いからと言って莫大な赤字が発生するとは考えにくいと思いました。

編集後記

今回はあまりに時間が限られていたので実現できませんでしたが、次の機会には、ぜひ東京ディズニーシーやランドに連れて行ってあげたいものです。

温泉旅行も捨てがたいのですが、人前で水着になることさえタブーな国もあるので、公の場での入浴となるとちょっと難しいかもしれないですね。

ともあれ、留学生の受け入れにかかる費用は確かにホストファミリー側に多少の負担がかかってくるのですが、その分受け入れるメリットの方が断然大きいと実感しました。

初めての留学生受け入れで得たメリットや、知っておくと受け入れ時に便利だと思う心得をご紹介しています。

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