今年もすでに大人気のふるさと納税。
我が家でも、年明け早々に、今年度分のふるさと納税の寄付を開始しました。
せっかくですので、今回は寄付をしてから返礼品がいつ届くのかまでを記録に残してみました。
いつまでも返礼品が届かないと思っていらっしゃったら、このタイムスタンプを参考にしてみてくださいね。
Contents
まずは今さら聞けないふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、自分の故郷や好きな地方の自治体に寄付金を贈ることで、収入などの上限によって所得税の還付や住民税の控除が受けられる制度です。
仮に10,000円の寄付をしたとしても、この還付や控除の制度によって、寄付金の自己負担額が実質2,000円になる仕組みです。
さらに、ほとんどの自治体が、寄付のお礼としてその地方の特産品などを返礼品に用意しています。
(※2017年4月からは、概ね寄付金の3割程度の価値のものを、返礼品として送られるように改定有。)
【北海道河東郡上士幌町のふるさと納税返礼品のアイスクリーム】
つまり、ふるさと納税は正しく収入の上限を計算して、翌年にきちんと確定申告を済ませると、実質2,000円でさまざまな土地の特産品などを「返礼品」としていただくことができるという嬉しい制度。
節税対策をしながら、返礼品を通じてその地方を知ることができるというわけです。
いつ届いた?ふるさと納税返礼品
1.どんな返礼品の自治体に寄付した?
我が家での今年初めてのふるさと納税では、お米を返礼品に用意している自治体を選びたいと思い、山形県東田川郡庄内町に1万円を寄付しました。
全国のおいしいお米のほとんどの品種が、庄内町のDNAを引き継いでいるとのこと。
美味しいお米のルーツになっている町だそうで、返礼品のお米の量は、寄付金1万円で「はえぬきブランド15kg」です。
2.いつ寄付をした?
山形県庄内町には、2017年1月20日にwebサイトから寄付をしました。
3.いつ寄付金受領証明書が届いた?
寄付金受領証明書が郵送されてきたのは、2017年2月15日。
お正月もすっかり明けて、世の中が通常サイクルに戻った頃だったのですが、寄付をした後の最初に届く「寄付金受領証明書」の到着に、珍しく時間がかかりました。
この「寄付金受領証明書」が届くタイミングも自治体によってマチマチなので、1ヶ月くらいは様子を見てもいいと思います。
ただ、あまりにも届かないようならば、必ず対象の自治体に問い合わせて受け取っておいてください。
「寄付金受領証明書」は確定申告で必要になる重要な書類なので、大切に保管しておきましょう。
因みに、「寄付金受領証明書」は普通郵便で届くのが一般的です。
4.いつ返礼品が届いた?
返礼品のお米「はえぬきブランド15kg」が届いたのは、3月3日。
もう桃の節句が目の前で季節も変わろうとしているので、なんだか随分遅いな・・と思ってしまいましたが、よくよく考えたらまだ1ヶ月半。
春先には来るかもね・・・なんて思っていた頃に、返礼品が届きました。
5.届いた返礼品はどんなもの?
こちらでございます。
山形県庄内町からいただいた、山形県の代表的なお米「はえぬき15kg」です。
1袋に5kg入っていて、3袋に分かれています。
運びやすくて便利!
親切にも、おいしいお米の保存方法のレクチャーも入っていましたよ。
「はえぬき」のお米は、スーパーなどの店頭ではあまり見ないような気がします。
けれど、調べてみるとセブンイレブンのおにぎりに使われてもいるそうで、知らず知らずに食べているみたいです。
だとすると、美味しそうですね。
手元にあるお米がまだ残っているので「はえぬき」を開封していないのですが、炊くのが楽しみです。
6.返礼品が届くまでをまとめると?
- 2017年1月20日 webサイトから寄付
- 2017年2月15日 寄付金受領証明書到着
- 2017年3月3日 待望のお米がまとめて到着
と、こんな感じです。
今回の山形県庄内町のお米は、寄付から返礼品が届くまでに約1ヶ月半と言ったところ。
今まで我が家に到着した返礼品の例からも、至って普通のタイムスタンプで何ら問題ありませんでした。
返礼品が届かないと思う人が急増するワケ
1.宣伝の影響で勘違い?
ふるさと納税の人気が爆発して、最近ではweb広告だけでなく、テレビCMまでも流れるようになりました。
そのせいか、どうしても「寄付」よりも「返礼品」に目が行きがちに。
返礼品が届かないと思うのは、そうした宣伝の影響が強くなってきているのではないかと思うんです。
ふるさと納税は、あくまで自治体を応援する「寄付」制度。
けれど、宣伝などの影響で、なんとなく「通信販売」とイメージが混同してしまっている方が増えているのではないかと。
そんな私も、今年でふるさと納税を利用して3年目になりますが、最近ではなんとなく「あれ?“商品”はいつ届くんだっけ?」と、商品と勘違いした言い回しになることがあります。
いえいえ、“商品”ではないし、“通信販売”でもないので、寄付をして1週間の内に品物が届くということは、ほとんどあり得ません。
前述にご紹介したように、これまで利用したふるさと納税でも、返礼品が届くまでには、ほとんどが最低1ヶ月かかっています。
それまでは、自治体への問い合わせを控えて、ちょっと待ってみた方がよいと思います。
2.自治体の人手不足?
もう一つ、最近で考えられるのは、ふるさと納税の利用者が急増していることで、小規模な体制の自治体の場合、人の手が足りていないのではないかと。
もしかすると、以前よりも手配までに時間がかかるようになっているのかもしれないですね。
3.自治体へ問い合わせるタイミングは?
と言うことで、ぜひここは、気長に・・・。
それでも、返礼品について2ヶ月も3ヶ月も音沙汰がなければ、該当の自治体へ問い合わせてみてください。
「寄付金受領証明書」の到着については、今のところ1ヶ月以上かかったことがありません。
重要な書類なので、「寄付金受領証明書」については、寄付後1ヶ月程度をメドに問い合わせてみてもいいと思います。
◆ふるさと納税返礼品について自治体への問い合わせる方法◆
編集後記
まだふるさと制度を利用していない知人からも、本当にお得なの?と聞かれることが多くなりました。
もちろんお得だと即答!これだけの節税対策になるのだし、その上返礼品までいただけるのだから、とてもありがたい制度です。
今年もまだ始まったばかり。この後もまたふるさと納税で寄付をする予定なので、その記録を追加でアップしてみようと思います。