寄附金の使い道を選択できたり、返礼品で地域の特産品が楽しめるなどで大人気のふるさと納税。とてもありがたい制度なので、我が家もすっかり常連です。
けれど、寄付先の自治体数が増えるにつれて管理も煩雑になり、大切な寄付金受領証明書を紛失することも。
今回は、「証明書を紛失したらどうすればいいのか?」「返礼品や寄付金受領証明書を管理する簡単な方法は?」などをご紹介します。
Contents
寄付金受領証明書を紛失したらどうする?
ふるさと納税の寄付金受領証明書は、寄付したことを証明する重要な受領証。
この受領証で確定申告をするので、紛失しないように管理をすることが大切です。
万が一、紛失してしまったら、早めに寄付をした自治体へ連絡をして、証明書の再発行をしてもらえるか確認してみてください。
再発行が可能かどうかは自治体によって違いますが、大抵は対応してもらえるようです。
また、寄付金受領証明書の再発行までにかかる時間や、郵送されてくるタイミングなども自治体次第。
翌年の確定申告に書類を間に合わせるためにも、年末に紛失に気づいたら、とにかく早めに行動することをおすすめします。
けれど、こうした面倒な問い合わせをしなくてすむように、日頃から書類を紛失しないように管理しておきたいですね。
次は、我が家でしている、返礼品の受け取りから寄付金受領証明書の保管方法までを、シンプルで簡単に管理する方法をご紹介します。
ふるさと納税で届く物はたったの2種類
ふるさと納税制度と聞くと、厳つい証明書や面倒な書類がいろいろと届くように思いますが、自宅に届くものは至ってシンプルで、たったの2種類。
- ふるさと納税返礼品(返礼品の品目や自治体による)
- 寄付金受領証明書(寄付をしたら必ず届く)
これだけです。
何やら面倒くさい証明書が色々と手元に届くイメージがあるかもしれないのですが、この程度。
けれど、このたったの2種類のものも、ふるさと納税で寄付をする数が増えると、とんでもないことに。
最終的には、確定申告をするのに大切な寄付金受領証明書を紛失してしまい、時期によっては、その“年度分”の申告に書類が間に合わなかったとなるケースもあります。
返礼品の管理と証明書の紛失防止のコツ
せっかく自宅に届くものがシンプルなので、それらを管理する方法もシンプルにしてしまいましょう。
1.用意するもの
- A4サイズのファイル(増やせるタイプ)
- ファイルの中に綴るクリアポケット
2.綴じていくもの
- サンクスメール
- 寄付金受領証明書
- 返礼品の配送伝票
- 寄附金振込票(クレジットカードの場合を除く)
3.紛失防止のコツ
1枚のクリアポケットに1自治体
紛失を防ぐ最大のコツは、1枚のクリアポケットに1自治体だけを差し込むことです。
クリアポケットは両面を使う
「サンクスメール」と「寄付金受領証明書+返礼品の配送伝票」を背中合わせにして、1枚のクリアポケットに綴じます。
こうすると、中身を取り出さなくても、「寄付した内容」と「その結果」を確認できるので便利。
返礼品が届いたかどうかも、一目瞭然です。
自治体と返礼品を目立たせる
ヘッダーに見出しを書いておくと更に便利ですが、それが面倒ならマーカーで目印を。
自治体名や返礼品の品目名、寄付金額などの部分にマーカーを入れておくと、目立ってチェックしやすくなります。
ワンストップ制度を利用する場合
ワンストップ制度は、寄付する先が5自治体以内であるとか、ふるさと納税以外に確定申告をするものがない場合には、とても便利な制度。
けれど、ふるさと納税の利用限度額ギリギリまで寄付をして、いろんな自治体の特産品を楽しもうとすると、5自治体はすぐに超えてしまいます。
もし、1自治体にまとまった額の寄付をして、ふるさと納税を5自治体以内に絶対収めると決めているなら、年の初めからワンストップ制度を利用しておくと便利です。
用意するファイルも、そんなにページは必要ないですね。
ただし、書類を紛失しないためにも、薄いファイルは用意しておくのがおすすめ。
ちなみに、ワンストップ制度の場合は、ふるさと納税寄付をする都度、自治体への手続きが発生します。
編集後記
100円ショップに行くと、ちょうどいいボリュームのキレイなファイルがたくさん売られているので、安くすませることができますね。
いよいよ、確定申告の日が近づいてきました。もし、寄付金受領証明書の整理ができていないなら、書類の紛失がないか早めにチェックして、確定申告が漏れないように気をつけてくださいね。