クリスマスが近づいてくると、なんだか親の私の方がワクワクします。今年のクリスマスプレゼントの渡し方は、どんな風に演出しようかと。
子供が小学校低学年くらいまでは、サンタクロースからのクリスマスプレゼントの渡し方も苦労しなかったのですが、だんだんとその方法を巧妙化しなければいけなくなりました。
今回は、我が家流「子供がサンタを信じるクリスマスプレゼントの渡し方」をご紹介します。
Contents
子供がサンタのクリスマスプレゼントと思う6つのポイント
いつか、子供もサンタクロースの存在がどんなものか知るときが来ます。
親としては、その「いつか」をできるだけ先延ばしにしたい!そう思っていました。そのために、小さい頃からずっと続けてきた、6つの渡し方のポイントがあります。
1.サンタクロースに手紙を書く
我が家では、子供が小さい頃から、クリスマスが近づくとサンタクロース宛の手紙を書いていました。
その年に頑張ったこと、良い子にできたことをアピールした後に、プレゼントに欲しいものをしたためて、クリスマスツリーに飾ります。
これって、子供が欲しいと思っているプレゼントが分かりやすいので、定番にしているお家も多いようですね。
まずは、この手紙やクリスマスカードをサンタクロース宛に書くことで、サンタさんからクリスマスプレゼントを貰えるという期待が、子供の中に膨らんできます。
2.サンタクロースの出発を伝える
クリスマスの数日前には、サンタクロースがサンタ村を出発したことを知らせます。
最近は、サンタ村に住むサンタクロースをテレビやインターネットで見ることができるので、とても便利。
百聞は一見に如かずで、子供の瞳が釘付けです。
3.クリスマスプレゼントは2種類用意する
クリスマスの夜に貰うプレゼントは、サンタクロースからでないといけません。
ですので、我が家では、子供が手紙に書いた本命のクリスマスプレゼントとは別に、小さなプレゼントを用意しました。
家族からのクリスマスプレゼントには、こんな物を選んでいます。
- 絵本や仕掛け本、少し大きくなったら小説など
- パズル
- デコレーションの綺麗なお菓子
- ネイルグッズ
- 美容グッズ
その時の、対象の年齢に合わせて、プチプレゼントを用意しました。
4.寝ている子供だけが貰えると語る
サンタクロースはシャイな性格。子供であっても、姿を見られると恥ずかしくて逃げてしまうから、寝ている間にクリスマスプレゼントを置いて行ってくれるのだと語り続けました。
そのおかげで、クリスマスイヴの夜だけ、寝るのが早い!早い!
思春期の今でも、この日は11時には完全に就寝です。
サンタクロースが深夜までフラフラになって待たなくてもすぐに置いて帰れる、最高の渡し方ができます。
5.クリスマスプレゼントはツリーの下に置く
サンタクロースからのクリスマスプレゼントは、ツリーの下に置きます。
これなら、子供が足音に気づいて目を覚ます心配がありません。
6.サンタクロースの足跡を残す
サンタクロースがやってきた足跡は、効果絶大!
子供が小さい頃に、「煙突がないお家はどうするの?」と聞いてきたとき、「窓から入るの」と答えたことがあります。
ですから、煙突のない我が家では、クリスマスイヴの夜に、子供部屋の窓を少しだけ開けて寝るようになりました。
けれど、この後が大切。
家族全員が寝るときには防犯のために窓を閉めますが、朝は子供が起きる前に、同じ窓を少し開けておく必要があります。
「閉め忘れた感」が演出できるように、数センチほど開けます。
そして、絶対に忘れてはいけないものが、サンタさんへの手紙の回収。
子供がサンタクロースに宛てて書いた手紙は、きちんとサンタさんに持ち帰ってもらいます。
サプライズな演出にするクリスマスプレゼントの隠し場所
子供にとってサプライズなクリスマスプレゼントにするために、クリスマス当日まで用意した物をどこに隠しておくか悩みますね。
サイズが大きい物なら、なおさら隠すのが大変。我が家では、こんな場所を利用しています。
1.車のトランク
今でもここが、我が家にとって一番安全なクリスマスプレゼントの保管場所になっています。
子供が自分でトランクを開けても見つからないよう、ダンボールやちょっと小汚い袋に入れて、クリスマス当日まで納めておきます。
2.夏服のタンスの奥
衣替えの終わった夏物が入っているタンスや和ダンスは、子供にとって用事がないので開けることがありません。
小さなクリスマスプレゼントなら、こうしたタンスに隠しておくこともあります。
3.天袋
ここも、かなり安心な場所。
もし、天井まで全てが押し入れになっている洋風タイプであれば、小汚い袋に入れたクリスマスプレゼントを、一番上の滅多に物を出し入れしない場所に置くといいと思います。
イタズラサンタ風クリスマスプレゼントの渡し方
ときどき、サンタさんから子供へのクリスマスプレゼントの渡し方で、ちょっとイタズラを仕掛けたくなることがあるんです。
ある年のクリスマスプレゼントの渡し方では、こんな演出をしたことがあります。
子供がサンタクロース宛に書いた手紙の中の本命プレゼントは、クリスマスツリーの下に置いておくのは同じ。
けれど、本命のクリスマスプレゼントではない小さな物を赤い靴下に入れて、子供部屋にかけておきました。
目が覚めたら、一番に視界に入る場所に。
予想通り、子供は赤い靴下の中身がサンタクロースから届いたクリスマスプレゼントだと思ったのですが、自分の欲しかったものとは違います。
いろんなことが頭の中を駆け巡っているような、複雑な顔で起きてきました・・・。
でも、クリスマスツリーの下に、もう一つクリスマスプレゼントを見つけたときの喜びようがスゴイ。
それまでで、一番の喜び方だったのを、今でも覚えています。
サンタクロースはいないと言われたら?
早い子供は、小学校中学年頃からサンタクロースの存在に気付きはじめます。兄弟や従妹が多いと、もっと早いかもしれませんね。
我が家の子供が小学校5年生のときに、ふいにこんなことを言ってきました。
「本当は、サンタクロースはいないんだって。パパやママがサンタクロースだって、A君が言ってたよ?」と。
一瞬、「来るときが来た!」と思ったのですが、瞬時に思いついた私もスゴいと思った切り返しはこちら。
「へぇ・・、A君可哀そう。サンタさんって、サンタクロースがいるって信じてる子供のところにだけ、クリスマスプレゼントを運んできてくれるのにね(キッパリ!)。A君には、今年からクリスマスプレゼントがないんだね、気の毒。」
このときから、我が家の子供は、何が何でもサンタはいると信じてい(るフリをしてい)ます。
思春期を迎え、さすがにサンタクロースがどう言う存在なのか知っているであろう今になっても、クリスマスの直前には必ず手紙を書いてますよ。
クリスマスプレゼントをもらう為には、必死です(笑)
編集後記
そうは言っても、サンタさんはやっぱり実在しているんですね。もともと北極に住んでいたそうですが、グリーンランドを経て、今はフィンランドのサンタ村に住んでいるそうです。
いつか、私もサンタ村のサンタクロースに会いに行ってみたいと思ってます。