ふるさと納税制度の返礼品には、いつも食材を選ぶ我が家。
毎年ふるさと納税していると、ふと同じ自治体に寄付しているなと言うことに気づきました。
やっぱり、一度その自治体の返礼品の良さを知ると、また味わってみたいと自然に思うんですね。
今回は、我が家が毎年ふるさと納税でリピートしている自治体と、その返礼品内容や理由などをご紹介します。返礼品選びに迷っていたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
そもそもふるさと納税制度とは?
ふるさと納税とは、納税の義務がある私たちが、応援したいと思う自治体を選んで寄付をする制度。
所得に応じた一定の限度額内で寄付をすることで、寄付した金額の2,000円を超える部分の所得税と住民税が全額控除され、さらには寄付先の自治体によって返礼品までいただけるというものです。
納税者にとっては、とてもありがたい制度なので、年々ふるさと納税利用者が増加。
お互いに地域を助け合い、その土地の知らなかった特産品を受け取れるなど、相互に大きなメリットがあるのでとても人気です。
そして、ふるさと納税制度の、なんと言ってもよいところは、納税者が寄付先の何に支援をしたいかが選べるところでしょうか。
教育や福祉、都市整備、ユニークなものでは廃線の危機にあるローカル線の存続応援など、支援内容をいろんな項目から選択することができます。
イチオシのふるさと納税リピート品は?
そんな、ふるさと納税制度をずっと利用してきた我が家では、気づけば毎年「ふるさと納税リピート品」として君臨していた返礼品がありました。
今回は、そのリピート品の良さをご紹介します。
1.リピート申し込みしている返礼品は?
我が家のふるさと納税で毎年リピート申し込みしていた返礼品は、宮崎県都農(つの)町の尾鈴豚ハムセット『PREMIUM PORK尾鈴豚(おすずとん)』。
【外箱はかなりシンプルだけど中身がスゴイ、宮崎県都農町の『PREMIUM PORK尾鈴豚』】
見た目に豪華、そして実際に贅沢な返礼品です。
この『PREMIUM PORK尾鈴豚』に使われている尾鈴豚は、お肉を生産するために家畜を太らせる「肥育」の期間がひと月ほど長くとってあることと、こだわりの飼料とで、キメが細かく引き締まった仕上がりになっているのが特徴だそう。
実際に食べてみると、見た目の脂身ほどの脂感はなくて、特にソーセージは甘味のあるジューシーな肉汁と弾力が楽しめます。
どのふるさと納税サイトでも人気の返礼品にあげられていて、我が家が最近愛用している楽天ふるさと納税サイトでも、年間人気ランキング2位を獲得していました。
2.ふるさと納税リピート品にあがる理由
もちろん、美味しいというのが理由ではあるんですけ、その他に返礼品の届け方が丁寧という点も。
【寄付金10,000円の宮崎県都農町の『PREMIUM PORK尾鈴豚』】
外箱は大したことはないのですが、中にはギッシリと9種類のハムやソーセージが詰まっています。
丁寧に梱包材が敷かれていて、レシピを紹介した高級感のある冊子も同封。
特別な贈り物のように思えるので、開けると嬉しくなります。
【宮崎県都農町の『PREMIUM PORK尾鈴豚』に同梱されている高級感あるレシピ冊子】
このレシピ本の中には、すぐに作れて見た目が豪華に仕上がる簡単メニューが、8種類も載っています。
そして、2016年に調べたときの『PREMIUM PORK尾鈴豚』のセット価格は7種類で7,000円だったのですが、今回は9種類も入っていました。
ふるさと納税10,000円に対しての還元率が、かなり高いと想像できます。
3.尾鈴豚はいつ頃ふるさと納税する?
クリスマスやお正月の食卓を豪華に飾ってくれる返礼品『PREMIUM PORK尾鈴豚』は、到着日から賞味期限までが約2週間。
そのため、ふるさと納税寄付が大混雑し始める12月に申し込むのが、クリスマスの食卓に『PREMIUM PORK尾鈴豚』を乗せるにはピッタリです。
ただ、予想通りに到着するかどうかは、かなりのリスクが・・・。
なんと言っても、12月はふるさと納税の寄付者で混雑するので発送にも遅れが出やすいですし、人気の返礼品は、年末になるほど品薄になる可能性があります。
逆に、ふるさと納税サイトによってはキャンペーンと題して、少しセット内容を変えつつも、さらにお得な内容だったりも。
かなり運に左右されそうですが、『PREMIUM PORK尾鈴豚』は一度申し込んだらそのお得さに、ふるさと納税リピート品ランクインに間違いなしなのではないでしょうか?
かなりおすすめの返礼品です。
【2016年ふるさと納税で寄付したときの返礼品『PREMIUM PORK尾鈴豚』内容】
過熱しすぎたふるさと納税返礼品の今
ふるさと納税の返礼品が自治体同士での競争のようになってしまい、2016年は過熱しすぎだと言う声を多く聞きました。
確かに、ふるさと納税は、その自治体に寄付をしながら自治体の特徴を知ってもらうという制度で、家電製品などを返礼品にいただいても、寄付先の土地の特産品として印象づけるにはかなり難しいところがありますね。
旅行を返礼品に用意している自治体もありますが、これなら、ふるさと納税で寄付をした自治体の風土や歴史を知ることができますし、ふるさと納税制度の主旨はこうあってほしいと、個人的にも思います。
そんな背景から、2017年の今春には総務省からの通達もあり、少し返礼品の内容もトーンダウンした感じ。ザワつきが減って、気持ちにゆとりを持って自治体を選べた気がします。
そんな中で、寄付した自治体の文化や伝統などを知ることができる返礼品1つが食材。
我が家のふるさと納税リピート品に毎年あがってくる返礼品も、食品類ばかりです。
日常の買い物ではわざわざ買わない高価な食材が返礼品になっている自治体が多いので、お得感と満足度が全然違う。
一番面白いのは、それまで興味を持たなかった地域の根強いファンになっていること。遠い地域でも、いつか行ってみようと思わせてくれます。
返礼品が家電製品だと、個人的にはちょっとそんな気にはなれないかも?(笑)
編集後記
2017年も残すところ2週間。ふるさと納税の利用率がMAXになるこの時期は、ふるさと納税サイトによってはサーバーがダウンしたこともあるので、余裕をもって早めに寄付した方がよさそうです。特に大晦日は要注意。
今年は、サーバーを強化したという納税サイトがいくつかあるようですけど、時間に追われて今年分のふるさと納税チャンスを逃してしまわないように、気をつけてくださいね。