グルメに観光にアクティビティと、遊び三昧のセブ島女子二人旅行。
もう一つの重要なポイントは、安全な環境でのショッピングですね。我が家の女子高生もセブ島でのお土産ショッピングは絶対にはずせないと楽しみにしていたので、滞在中1日はモール巡りに費やしました。
リゾートホテルが軒を並べるマクタン島にもガイサノなどの大型ショッピングモールはあるのですが、今回はセブシティ中心にある高級志向のアヤラモールと、庶民派ロビンソンモールとをハシゴしてみました。
店舗間の距離が近くてターゲット層が違うこの2店舗は、お土産別にこんな風に使い分けることができるんです。
Contents
特徴が違う2つのショッピングモールの使い分け方
1.高級志向で上質ねらいのアヤラモール
上流の客層をターゲットにするアヤラモールでは、セブ島の旅行客の買い物が目立ちます。
高級志向と言っても敷居は高くなくて、日本の大型ショッピングモールのようなイメージ。
商品価格はフィリピンの中では上位クラスで品質もよく、けれど日本と比較すると安価なのでお買い得です。
ちょっとしたお出かけ用の洋服や靴などを選ぶには、アヤラモールはとてもおすすめです。
ファッションや靴屋さんをはじめ、電化製品もあります。
もちろん、レストランや映画館まで勢ぞろい。H&Mだってありますよ。斬新なオブジェが買い物客の目を引きつけています。
建物は本館と新館からできていて膨大な広さを誇り、店舗数は300店以上ありそうです。
東京ドーム5個分という話も聞きました。
一日では絶対に回りきれない!ショッピング好きの女子には、たまらないスケールですね。
アヤラモールの周囲にはビジネスパークがありますし、隣りにはマリオットホテルが建っているという、クリーンで安全な地帯。
セブ島の中でも近代都市のようなイメージの場所にあって、観光客も多くて賑やかですよ。
フィリピン国内の3か所にある日本大使館のうちの1つが、アヤラモールの敷地に隣接するように位置しているので、「いざっ!」というときに安心ですね。
2.庶民派に大人気のロビンソンモール
今回、娘が自分用のTシャツをお土産にたくさん買いたいと言ったので、アヤラモールからロビンソンモールへ移動してみることに。
ロビンソンモールは、昔懐かしのちょっと古いタイプのイオンと言ったイメージで、アヤラモールの規模に比べるとかなりこじんまりとしています。
でも、ここではTシャツやボトムス1枚が300円程度と、アヤラモールの3分の1くらいの価格で買うことができるので、日常使いのものを大量に買いたいときには好都合。
なぜか我が家の女子高生が威張っておりますが、すでに手には何枚かのお気に入りをゲットしています。
こちらもファッションに靴、化粧品、家電製品・・・と、品揃えには申し分ないですよ。
ロビンソンモールは、セブシティの象徴的な存在の「フエンテ・オスメニャサークル(Fuente-Osmena-Circle)」というロータリー広場にあります。
フエンテ・オスメニャサークルまでは、アヤラモールからタクシーで所要時間約15分&100ペソ(約200円)くらいの距離。
正午くらいの移動だったのでほとんど渋滞はなかったのですが、セブシティの渋滞はかなり激しいので、夕方になるとちょっと移動時間は読めないです。
【ロータリーになっているフエンテ・オスメニャサークル】
そして、フエンテ・オスメニャサークルの周囲は、アヤラモールがある周辺の雰囲気とは違って、路上生活者がたくさん横たわっています。
その情報を知っておかないと、ちょっとビックリするかもしれないですね。
これまで何度かフィリピン入りをして路上生活者に出会うことが多々ありましたが、基本的にフィリピン人は温厚な方が多いので、怖い思いをしたことはないです。
ただ、気を引き締めておくに超したことはないですし、とくに女子グループや一人歩きでは、夜間や人通りの少ない路地は避けるようにした方がいいですね。
最近は、外国人旅行客を狙った犯罪が激増していると外務省から勧告が出ていたので、十分に気をつけてくださいね。
そうは言っても、フエンテ・オスメニャサークル周辺はセブシティの観光を目的にした旅行客がたくさん宿泊するし、語学学校も集中している賑やかな場所です。
銀行や医療機関なども多くて、わりと裕福な人が往来しているところ。
そして、なんとロビンソンモールの上にはホテルもあります。宿泊客には便利ですね。ちょっとした飲み物も、すぐに買いに行けます。
他のモールと同じように入り口ではセキュリティーチェックがあるので、安心してショッピングを楽しめますよ。
高級志向でも類似品に甘い国民性には要注意!
高級志向のショッピングモールであっても、有名ブランド品やCDなどの購入には十分に気をつけてください。
フィリピン全体の類似品に対する意識がまだ低いので、見るからに「これはぁ・・・、違うよね。」というバッグでも、チェーンをかけて大切そうに販売してあります。
海賊版も多くて、田舎に行けば行くほど、モラルの浸透が遅れているようです。
以前、ダバオに滞在していたときにお世話になった女性教師に聞いてみたら、
「偽物ブランドの何が悪いのかがわからない。安く買えるから、私たちには夢の商品よー(喜)」
と言った感じだったので、国民性としては悪気がないんですね。
けれど、日本に持ち帰ったら没収になるので、十分に気をつけてくださいね。
【我が家の女子高生も類似品の可能性がある物は避けて購入】
マクタン島からの無料アクセスの使い方
私たちが宿泊したモーベンピックホテルマクタンアイランドセブ(Moevenpick Hotel Mactan Island Cebu)からは、アヤラモールまでの無料送迎バスが1日2便運航していました。
完全予約制で満席になりやすいので、ホテルに到着したら早めに予約をしておくと安心です。
モーベンピックマクタンホテルの無料シャトルバスの時刻表や予約についてはこちらでご紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
そして、セブシティ中心部や、中心部とマクタン島を結んでいる2本の橋は、尋常ではないほどの渋滞をする時間帯があります。
以前、マクタン島からセブシティにタクシーで出かけたことがあったのですが、片道20分程度のところを1時間30分以上もかかってしまいました。
しかも、往復とも・・・。
ショートステイには貴重な時間の大幅ロスになるので、できるだけ無料シャトルバスを利用するか、シャトルバスと同じ時間帯でタクシー移動するかのどちらかがおすすめ。
無料シャトルバスは混雑時間をさけているのでとても快適です。
他にも、「シャングリ・ラ・マクタンリゾート&スパ」や「プランテーションベイリゾート&スパ」、セブシティにあるホテルでは「ウォーターフロントセブシティ」と言った、いくつものホテル名の無料シャトルバスをアヤラモールで見かけました。
大規模のホテルでは、無料シャトルバスの運行をしているところが多いと思います。
【こちらはアヤラモールの自然豊かな中庭】
ロビンソンモール周辺ちょっとおまけ情報
ロビンソンモール周辺がちょっと怖いイメージになってしまったかもしれませんが、雰囲気に慣れてしまえば、とても散策が楽しい場所です。
そもそも、裕福な職業の人たちが集まっているエリアなので、ぜひフエンテ・オスメニャサークル周辺にある商店のような小さなお店でもお土産ショッピングをしてみてくださいね。
初めて入るときには勇気がいるかもしれませんが、フィリピンの人たちはすぐに親しげに話しかけてきてくれますし、なんと言ってもロビンソンモール以上に、安価なお土産がたくさん買えるのでおすすめです。
そのままオスメニャ大通り(Dalan Osmena)を海岸にあるサンペドロ要塞に向かって歩けば、歴史的建造物や小さな市場をたくさん観ることができます。
時間に余裕があれば、ぜひ観光もしてみてくださいね。