旅行先のホテル情報で、安全面と同じくらい気になるのが利便性。
ホテルの設備はある程度公式サイトなどに掲載されていますが、小さなお子さん連れならプールで浮き輪が使えるかとか、海外旅行で最重要のインスタント味噌汁は作れるかとか(笑)、そんなちょっとしたことは行ってみないと分かりません。
とくに女子2人での旅行となると、アメニティーの細かさまで気になるところです。
今回は、セブ島にあるモーベンピックホテルマクタンアイランドセブ(Moevenpick Hotel Mactan Island Cebu)のそうした小さなポイントを、いろんな角度からご紹介します。
モーベンピックホテルのセキュリティー情報もご紹介しているので、女子旅行に安全なホテルなのかなどが気になったらぜひご覧ください。
Contents
モーベンピックホテルマクタン室内情報
1.女子必須!アメニティーの数は?
こちらのプレゼント品のような箱の中には、シャンプー・コンディショナー・石鹸・バブルバス・ボディーローションが入っていました。
女性なら誰でもテンションがあがってしまいそうな演出ですが、実は女子2人で4泊5日の滞在中、この1箱以外の補充はありませんでした。フロントにお願いすれば追加してもらえるのかもしれませんが、いつも旅行に行くときには愛用しているシャンプーなどを持参するので、今回も特に問題なし。
ただ、日頃、滞在先のアメニティーだけに頼っているなら、日本から持って行っておくと面倒がなくていいかもしれないですね。
その他の、歯ブラシやシャワーキャップなど一般的なものも揃っていて、こちらは使用済みならば毎日補充してもらえました。
清掃は毎日完璧で、髪の毛一本すら落ちていない状態です。海外ではタオルの補充やグラスの洗浄などが不十分なことがたまにありますが、モーベンピックホテルでは、滞在中一度もありませんでした。素晴らしい・・・
2.冷蔵庫は自分仕様にカスタマイズ可?
中には既にソフトドリンクやビールなどが入っていますが、すべて取り出せばかなりの広さが確保でき、フルーツなどを市場で買ってきてもスイカ1個くらいまでは入ります。
冷凍庫は冷蔵室の上部についているタイプなので、冷凍物の保存には厳しいかも。
3.便利な電気ポットはある?
これは我が家では最重要ポイントなのですが、写真左側をご覧の通り、普通の電気ポットが用意されています。滞在中、インスタントラーメンやお味噌汁が欲しくなっても安心です!
子どもが小さい頃は、必ずインスタントのお味噌汁を飲みたがったので、電気ポットの有無は今でもチェックする癖が・・・。
旅行先によっては、コーヒーメーカーしか置いていないホテルもあるのですが、そんな時は、コーヒーメーカーでお湯だけ落とすという荒業でインスタント物を作っていました。いざと言う時は、ご参考にどうぞ(笑)フロントにお湯だけ頼むのも、短期の旅行だとバタバタしていて結構面倒なのです。
ちなみに、上記写真の左側は無料のもの、右側のカゴの中の食品は有料のものです。まぁ、こちらは他のホテルとほぼ同じですね。
4.無料ウォーターは追加可能?
こちらは基本的に2本が用意されていますが、フロントに頼めばさらに2本を追加してもらえます。これはありがたいです。
もちろん毎日補充されますし、セブ島の各種ツアーでは何かとミネラルウォーターが支給されるので、滞在中はお水を買う必要がありませんでした。
5.シャワーの水圧や排水口の調子は?
途上国のホテルでは、温水が突然水になったり、排水口が詰まるのは珍しくはないのですが、モーベンピックホテルではどちらも一切問題なし。水圧も強くて快適です。
シャワーブース(写真右手のガラス扉)とは別に広々としたバスタブもあるので、女子二人旅を癒すには理想的なバスルームだと思います。
モーベンピックホテルマクタン設備情報
1. Wi-Fi環境は快適?
今やWi-Fi無しでは海外旅行は成立しません・・・と言いたくなるほど、現地でもスマホは大活躍。モーベンピックホテルのWi-Fi環境は完璧で、どの場所でもストレスなく快適に使えます。とくに女子二人旅に必須のショッピングは、情報を収集しないと始まらないですよね。
2.ホテルのプールってどうなってる?
一番深いポイントで水深160cmほど。最深部に向けて、一気に深くなります。
プールの中では浮き輪が使えますし、プールサイドでは浮き輪のレンタル(有料)もあるので、小さなお子さんから大人まで楽しめます。
なんと言っても、モーベンピックホテルマクタンアイランドセブは夜のライトアップされたプールが幻想的。事前にwebサイトで見たモーベンピックホテルの夜のプール画像は、なんだか派手で落ち着かない気がしたのですが、実際に夜のプールサイドに座ってみると不思議と心が癒されて、まったりできました。
3.ホテル内の施設で現金は必要?
ホテル滞在中は、どこもルームチャージのみの扱いなので、現金を持ち歩く必要がありません。唯一必要なのが、毎日のベットメイキングのチップだけ。ホテルのレストランを利用してもチップを払うべきかどうかと迷う必要がなく、煩わしさがないのは嬉しいですね。
4.必要な英語力は?
日本語を話せるスタッフがいないので、全て英語でのやり取りになります。ただ、英語力に乏しくてもなんとか伝えようとする意志があれば、スタッフがじっくり待って聞いてくれるので、簡単な会話程度ができれば問題ないかと。
フィリピンでは英語を第2母国語にしているほど堪能なので、こちらがタドタドしくても、わりと意図をくみ取ってもらえます。
私たちがモーベンピックホテルに滞在中は、たまたま日本人研修生の方が一人だけいて、ちょっとしたこともフットワーク軽くすべて対応していただけました。夏休みあたりから半年間の研修ということでしたので、そろそろ日本へ帰国される頃かもしれませんが・・・。
5.人気のナイトクラブ『イビザクラブ』って?
モーベンピックホテルマクタンアイランドセブは、ナイトクラブがあるオシャレなホテルで有名で、セブ島旅行をする観光客にも人気があるようです。夜はノリのいい音楽で溢れていました。
イビザクラブはレストランにもなっていて、日中は静かな時間を過ごせます。ここではぜひ、海の上にせり出したハンモックに座ってみていただきたい。海から吹いてくる心地いい風と海の上に浮いたハンモックが、一気にセブ島でのリゾート気分を盛り上げてくれます。
イビザクラブは利用者だけが入れるスポットなのですが、写真を撮りたいと言えば、レストランを利用しなくても快くOKしてもらえます。
女子二人旅と分かればスタッフの方がバンバン撮ってくれるので、必ず二人で映ることができてとてもありがたいですよ。
セブシティ行き無料シャトルバスの時刻表
モーベンピックホテルマクタンアイランドセブ(Moevenpick Hotel Mactan Island Cebu)から、セブシティの中心にあるアヤラモールまでは無料送迎バスが毎日運航しています。
ただ、午前中と夕方の2便だけなので満席になりやすく、とくに夕方にセブシティへ向かう便を利用する人が多かったように思います。日中のアクティビティを楽しんだ後に、セブシティでショッピングを兼ねた夕食を予定している宿泊客が多いのかもしれないですね。
セブシティへのお出かけ予定が決まっていれば、モーベンピックホテルにチェックインをするときに、すぐ予約をしておくと安心です。
ちなみに、こちらの無料シャトルバスは、完全予約制でした。
そして、時刻表はこんな感じになっています。
【モーベンピックホテル 無料シャトルバス時刻表】
午前便
ホテル10:30出発 ⇒ アヤラモール11:30出発
午後便
ホテル15:30出発 ⇒ アヤラモール16:30出発
※完全予約制。
午前中10:30にホテルを出発したシャトルバスがアヤラモールに到着したら、そのままアヤラモールでモーベンピックホテルの宿泊客を乗せて、11:30にアヤラモールを出発するという運行になっています。
気になるスタッフの対応は?
どのスタッフの方も、とても親切でフレンドリーです。これは、フィリピンの国民性でもあるのですが、いつでもどこでも笑顔で、目が合うとすぐに話しかけてくれます。
それから、モーベンピックホテルでは面倒なことでもじっくりと対応してもらえます。
たとえば、行きたい場所の説明を英語で受けてもこちらが理解できないときには、いろいろと表現を変えて伝えようと試行錯誤してくれたり、丁寧な地図まで書いて持たせてくれるほどの親切ぶり。途中で投げ出されたという失望感は、一度も経験しませんでした。
フロントだけでなく清掃スタッフもプールサイドのスタッフも、皆さん同じ接客姿勢なので、安心して対応をお願いすることができます。
女子旅を盛り上げるビーチのおしゃれグッズとは?
こちらは、ビーチからデッキへあがるポイントに置かれた、水の入った桶です。
柄杓はココナッツの殻を半分に割ったものでできていて、中央に穴が開いています。プールサイドにもあったので、この形から多分足についた砂を洗い落とすために用意されているのではないかと。
普通はゴミとなってしまうココナッツの殻を、セブ島の人たちはいろんなものに再利用します。これなら、小さな子どもも遊びながら砂を洗い落とすので、ホテルの中に砂が入り込むこともなく衛生的。よくできてるな!と感動です。
いかにも常夏の国へ旅行に来たという感じがして、つい使ってみたくなりますね。
編集後記
『イビザクラブ』やプールサイドでは、ぜひスタッフに気軽に話しかけてみてください。フレンドリーなフィリピン気質の方ばかりなので、言葉が通じなくても会話が倍になって返ってきます。
どんなにオシャレで快適でも、素敵なホテルだと思えるのは、やっぱりスタッフの対応に左右されますね。モーベンピックホテルマクタンアイランドセブでは、スタッフの笑顔の他に、いつも全身がお客様の方を向いていることも印象的でした。
誠実な対応を期待できるので、これもまたセブ島女子二人旅行の安心材料の1つになります。