世界中のダイバーが憧れるほど綺麗な海が広がる南国リゾート『セブ島』。
日本からは直行便も出ていて時差が1時間なので、忙しい人や小さなお子様連れには、とても便利な旅行先ですね。久しぶりに娘と二人でセブ島旅行をしてきたのですが、女性だけでの旅行で一番気になるのが治安。
そこで私たちが選んだのが、モーベンピックホテルマクタンアイランドセブ(Moevenpick Hotel Mactan Island Cebu)でした。
今回は、モーベンピックホテルを選んだ理由をご紹介します。
モーベンピックホテルの設備情報が気になったら、こちらをどうぞ。
Contents
モーベンピックホテルの特徴は?
第一印象は、清潔感と開放感に溢れているということでしょうか。
白を基調にした中に、寒色系の調度品をポイントカラーに置いていて、エーゲ海をイメージさせるようなコントラストがとても素敵なホテル。開放的なフロントロビーには常に心地いい風が流れ込んできて、昼間にソファで寛いでいるとついウトウトしてしまいそうになります。
どちらかというとモダンでスタイリッシュなデザインなので、セブ島で南国リゾートホテルを堪能するつもりで訪れた場合は、ちょっと残念な気持ちになるかもしれません。
でも、あらかじめモーベンピックホテルマクタンアイランドセブのデザイン性を知って訪れたなら、5つ星ホテルらしい行き届いたサービスとセキュリティーに、満足度はかなり高くなると思います。
ターゲット層は、大人のグループやカップルなのでしょうか?
シャンパン片手に語り合いたくなるような雰囲気でした。女子だけのセブ島旅行ともなれば、かなり盛り上がりそうです。
けれど、たとえばプールサイドには小さな子ども向けの浮き輪が用意してあるなど、どんな宿泊客でも楽しめるような配慮が感じられるので、実際には家族連れも多かったです。
モーベンピックホテル3つの安心
モーベンピックホテルマクタンアイランドセブでは、とにかくセキュリティーの高さを感じることができます。滞在中は、まだ夜中のような暗闇の早朝に出発するツアーにも参加したのですが、そんな静まり返ったホテル内を女性2人で歩いても、まったく不安を感じません。
その理由を3つご紹介します。
1.ホテルゲートが常に〇〇態勢
正解は「厳戒」態勢。
ホテルの敷地に入ってくるすべての車は、送迎車も含めて入り口に立つ警備員と麻薬犬の厳重なチェックを受けます。警備員が車体の下に鏡を差し込んで不審物がないかを確認した後は、開いたドアから真っ黒なラブラドールが車内に首を突っ込み、麻薬を所持していないかをチェック。
何も悪いことはしていないのに、ちょっと緊張してしまいますね。
警備員は少なくとも常に4~5人が待機していて、その様子は見るだけでちょっと躊躇しますし、ラブラドールは4交代制を取るほど、動物の健康管理が行き届いているそうです。
VIPさながらの外界との遮断感が半端ない。ゲートの支柱を一歩外へ出ると急にフィリピン色の濃い喧騒を感じられるほど、ホテルの敷地内と外の雰囲気が違います。
2.〇〇だから見通しがいい
正解は「天井が高くドアが開放されっぱなし」だから、見通しがいい。
天井高があり、建物入り口に設置されているガラスのドアは常に全開状態なので、かなりの開放感があります。
その全開状態の入り口には、真夜中でも少なくとも2人のドアマンが立っていて、フロント係りと合わせて常にスタッフの方の目が行き届いているのを感じられます。
それに、宿泊客同士でもよく見えるので、誰かしらの目があるという安心感があります。
3.プライベートビーチが〇〇的
正解は「閉鎖」的。
隣りのビーチと区切られた構造になっているので、プライベートビーチにはモーベンピックホテルの宿泊客だけがいる状態です。以前、泊まった『セブ ホワイト サンズ リゾート アンド スパ』も似たような造りになっていたので、海に面したマクタン島のホテルは同じような構造をしているのかもしれません。
どこの旅行客だか分からない人がビーチ続きに歩いてきて、ホテルの敷地内をウロウロしているなんてことがないので、これは安心です。
ただ、その為プライベートビーチが小さすぎるという口コミ評価も見かけましたが、広大なビーチを最優先にする方以外は、あまり拘る必要はないと思います。実はセブ島のホテルが所有するビーチはどこもさほど透明感がないので、そこで本気になって泳ぐ人はほとんどいません。ビーチのデッキチェアで寛ぐ姿はよく見かけますが。
ホテルの敷地への入り口が番犬のいる正門一か所だけという構造は、女子グループや小さなお子様連れの旅行客にとってはかなり心強いものです。
安全優先で選んだモーベンピックホテルは正解?
かなり高い確率で安心して過ごせるので、選んで正解でしたよ。
ただ、これは自身の自重した行動に大きく左右されるので、あくまで参考情報としてくださいね。どんなにセキュリティーが万全でも、無謀な行動や無防備なふるまいをしていると、いくらでも危険な目に合います。
◆モーベンピックホテルの部屋の設備や施設などの情報はこちら
編集後記
やはり、滞在中の拠点となるホテルでは、神経を使わずに過ごせることが一番ですね。折角、せっかちな日本の空気から解放されて、癒されにきているのですから。
とくに今回は、親子二人でのセブ島旅行だったので、時おり娘だけがプールサイドで一人寛ぐことも。女子一人ですし、こんなときにスタッフの方の目が行き届いていると思うと安心します。
もちろん、気を許しすぎるのは禁物ですけど。