
忍野八海には、その名の通り8つの池があるのですが、実際に行くとなんだか観光地図にある池よりも数が多い・・・?
しばらく地図を見ても分からなくて悩んだのですが、なんと中心部にある大きな「中池」は、個人所有の人工池だそうです。
透明度が高くあまりに立派な造りなので、忍野八海の中心部に到着したら一番に覗きにいきたくなる池ですが、この中池は富士講信者が登山前に巡礼したものとは関係ないとのこと。
では見なくていいのかと言うと、いえいえ、この「中池」を個人所有のものだと知って観光すると、なかなか見応えのあるおもしろい池でした。
ここでは、絶対に外せない撮影スポットと一緒にご紹介しますね。
本物の忍野八海はどれ?
もともと、自然の中に自然の力で発生した忍野八海なので、当然ながら8つもある池はバラバラに点在しています。
その8つの池の名前は、一番霊場から八番霊場までの「出口池」「御釜池」「底抜池」「銚子池」「湧池」「濁池」「鏡池」「菖蒲池」。
少し離れた場所にある「出口池」までの忍野八海全体のエリアを直径で表すと、約2km圏内と言ったところではないでしょうか?
それを、観光客は探し当てるようにして観て回ります。
その中心部に一番大きな「中池」があるので、それでなくても点在していて分かりづらい忍野八海8つの池の位置関係を、さらに複雑にしているのでした。
こちらが、その中池がある大きな池になります。
おそらく、情報なしで初めて来た観光客の多くは、地図を片手に「この池は何?」と悩むのではないでしょうか?
中には、帰宅して初めてそれが忍野八海ではなかったと知る人も。
時間がなくて、中池しか見なかったなら、残念としか言いようがありません。
人工池ならではの中池の楽しみ方とは?
けれどこの中池は、かなり見応えがあります。
中心の円形の部分が「中池」と呼ばれているのですが、周りにある案内板の情報からだと水深は10m!
なんと、忍野八海8つのどの池よりも深いのです。
すぐ隣りの、忍野八海一の湧水池から水を引いているそうなので、中池の水はとても透明度が高くて池の底まではっきりと見渡せます。
正直、圧巻です。
また、中池を泳ぐこの黄金の魚は鯉ではなくてアルビノの鱒だそうなのですが、日の光を受けてとても美しい悠然とした姿を見せてくれました。
パワースポットの忍野八海エリアにいるだけに、なんだか幸運が訪れそうな気分になりますね。ぜひ、この中池の黄金鱒も観てみてくださいね。
人面魚もいるそうですよ。私は分からなかったのですが、ぜひ人面魚も探してみてください。
そして、中池と一緒に富士山が撮れるこの風景。
外国人に人気が高いのは間違いなしですね。
忍野村に重ねて観る富士山には、「忍野富士」という言葉があるそうです。
今ではもう、日本人ですら見ることが叶わないような、いかにも「ニッポンの風景」が楽しめるポイントが、この中池にもあります。日本昔話しが懐かしくなりますね。
無料で飲めるパワースポット富士の霊水
中池があるこの観光物産店では、79年もの歳月をかけて濾過された富士山の霊水を、無料でいただくことができます。
長い年月をかけて、富士山の透水性の溶岩をくぐり抜け、忍野八海にとどく湧き水です。
ぜひ、ありがたく飲んでみてくださいね。
もちろん、無料で汲んで持ち帰ることもできましたよ。
こちらが、お土産コーナーがある建物の中にある富士山の湧き水。
私もいただいてみましたが、富士山周辺ではまだ冬のような寒さの3月中旬の気候でも、思ったほどの冷たさはなくて、まろやかで飲みやすいお水でした。
実は、忍野八海に湧き出す富士山の湧き水は、春夏秋冬13度だということで、飲むには最適な水温なのです。なんだか身体の隅々まで、尊いお水が行き渡るよう。
もう一か所は、建物の外にある中池沿いにありました。
ぜひ、ここで富士山のパワーをいただいて、素敵な観光を続けてくださいね。
中池の観光は早朝がおすすめ
忍野八海がこれだけ人気になったのは、世界文化遺産の登録が理由の1つではありながらも、やはり中国人観光客のおかげではないでしょうか?
彼らは、日本人が見向きもしないものの中から、日本の良いものを発見するのが得意だそうですね。ちょっと反省です・・・。
ですから、今でも中国人観光客の波は絶えなくて、朝の9時を回ると一気に大型バスから降りてきます。
そして、一番最初に、忍野八海の中心部にある湧池と、この中池がある観光物産店に案内されるようで、お土産コーナーがある店内も急に大賑わいになるんです。
その波は午後になっても絶えないので、お土産をゆっくり探したいとか、中池を静かに観光したい場合は、できるだけ朝の早い時間帯の利用がおすすめです。
編集後記(忍野八海の観光地図付き)
忍野八海が観光地で賑わいはじめたのに合わせて、忍野の自治体では観光マップの作り方に試行錯誤してきたようです。
観光に行ってみると、地図を掲載したチラシや看板が至る所に。けれど、その表記に統一性がないので、これから観光する人も迷うかもしれません。
と言うことで、忍野八海の観光はちょっとした宝探し感覚で池を探して回ると、楽しさが倍になると思います。
忍野八海で用意されているもので、分かりやすい観光地図をこちらに貼っておきます。2枚目をご参照くださいね。