受験生のスマホ依存対処法!親だからこそできる我が子の守り方

親にできる、受験生のスマホ依存対処法!

いよいよ受験本番の季節がやってきました。家族に受験生がいるというだけで、親としても神経がピリピリするのに、受験生本人のストレスはさらに大きくて何かと気が散りやすくなります。

そんなとき目の前に、簡単に気分を紛らわせることができるスマホがあったら、手が伸びるのは当然ですよね。

最近は社会問題にもなっている“スマホ依存”。受験生だからこそハマりやすいそのカラクリと対処法を、去年我が家でも乗りこえた受験戦争の体験を交えながらご紹介します。

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受験生がスマホ依存に陥る負のスパイラルとは?

1.情緒が不安定になる


一番の原因は、勉強に対する不安とイライラ。
長いスパンで頑張ってきた勉強なのに、急に偏差値の伸び率が悪くなるのもこの頃です。

さらに、こんな環境がさらにスマホ依存を助長していきます。

  • 学校や塾で、周りの友達が成果を出し始めた。
  • 家族から成績のことを聞かれる。
  • 家族が気を遣わないようにしていることを、敏感に察知する。
  • 受験生でない上下関係から遊びの誘いがある。 などなど


そして、ストレスを発散させたくて友達に軽くLINEをしたつもりがダラダラと長くなったり、ゲームがやめられない、YouTubeをひたすら見てしまう、などのパターンに陥ります。

ストレスを発散させたくて友達に軽くLINEをしたつもりがダラダラと長時間使い続けてしまい、勉強の時間が奪われる。

2.SNSに快楽を感じる


今、問題視されているSNSと脳の関係も、受験生に大きく影響します。

「いいね」などのアクションは、脳内で快楽物質ドーパミンに関する部分に反応することが、米ハーバード大学の研究チームから発表されました。

一時的に幸福で満たされるため、現実の辛いことから逃れようとしてSNSなどに没頭していきます。

3.勉強の情報をスマホで検索する


最近は、小学校の宿題でさえ、ネットで調べることが前提になっているものがあります。驚きますね!でも、確かに欲しい情報を速やかに大量ゲットできるので、上手く使えばこれほど効率のいいものはありません。

けれど、こうしてネットで調べることに慣れているので、受験勉強に至ってもスマホで検索します。

当然、そこには日頃使っている “楽しいツール”が同居しているわけで、気が散りやすいタイプの子の場合は勉強どころではなくなります。

スマホに搭載されたアプリやツールは受験生の気が散る原因に。

4.スマホで勉強を教えあう


「人に教えることが一番知識を定着できる」とよく聞きます。確かにアウトプットすることで、自分の考えがまとまるのは事実で、学校や塾も推奨しています。

けれど、このレクチャーをSNSでやってしまうのです。勉強に関してだけ教えあっている受験生同士は、より一層お互いに高めあうことができますが、そうではないケースが通例です。



こうした受験中の厳しい精神状態にもかかわらず、スマホが身近にあるため、ちょっとした行き詰まりから簡単にスマホに手が伸びてしまいます。当然、依存しやすいタイプの子ですと成績に思うような伸びが見られなくなります。

そして焦りと不安でイライラが募り、快楽を求めてスマホにのめり込むという負のスパイラルに陥ります。


ゆっくりと蝕まれる心身への負担

前述の、表に見える負のスパイラルの裏側で、見た目にすぐにはわからない速度で陥る第2の危険が待ち受けています。

1.ブルーライト


ブルーライトの影響は、目への負担だけではありません。

就寝前にスマホに没頭して、寝つきが悪くなった経験はありませんか?それはスマホから放出されるブルーライトを長時間浴びることで、メラトニンという眠気を誘うホルモンが分泌されにくくなるからです。すると翌朝の目覚めもスッキリせず、一日中ボーッとした状態に。

この繰り返しで体内時計が狂って、睡眠障害を発症しやすくなります。

少なくとも就寝前の2時間は、ブルーライトを浴びないようにするのが理想的と言われています。

2.ストレートネック


長時間、同じ姿勢でスマホを操作することで、ストレートネックになってきている人が増えています。

本来、首の骨はゆるやかに湾曲しているのですが、長時間、前のめりの体勢を続けることで、そのカーブが失われてまっすぐになってしまいます。

すると、頭の重さや首の動きの衝撃を身体全体へ分散できなくなり、慢性的な頭痛、首の痛み、肩こりなどに悩むことになります。

3.スマホ巻き肩


スマホを抱きかかえるような姿勢の、「スマホ巻き肩」が増えています。

小さなスマホ画面に集中しすぎて、肩が内側に丸まった状態を「スマホ巻き肩」と言います。スマホの普及とともにできた新しいネーミングですね。体を丸め、頭を前に出す姿勢が続くことで、徐々に肩が丸まってきてしまいます。

この影響で筋肉が強張って血流が悪くなり、肩こりから片頭痛、目のかすみや耳鳴り、神経痛にまで進行する危険性があります。

4.最終的なスマホ依存の恐怖


最終的に待ち受けるスマホ依存の恐怖!スマホ依存症は、ただスマートフォンを手放せないだけではありません。

血流の悪さや神経痛、情緒不安などが日常的に重なると、本人も周りも気づかない内に、うつ病を発症する危険性が高まってきます。

うつ病は、心身ともに健全であっても、様々な要因で突然発症しやすいとされています。いつもとは違う精神状態や生活サイクルを送る受験生は特に、こうした要因をできるだけ取り除いておく必要があります。

スマホ依存症は、ただスマートフォンを手放せないだけではなく、気づかない内にうつ病を発症することも。


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親がサポートできる受験時のスマホ対処法4点

勉強はしたいのにスマホが気になる・・・恐らく受験生本人が、一番苦しんでいますよね。

そんなときに親である私たちにできる対処法があるならば、どんなに悪態をつかれようとも同じことの繰り返しになろうとも、諦めないと腹をくくることだと思います。

心は鬼ですが、できるだけ受験生本人と接するときにはひた隠しにして気持ちを落ち着け、まずは双方で妥協点を話し合います。

最初は無謀な要求を言ってくることを想定の上で、こちらも無謀な反対意見を出します。そして、徐々にお互いの中間地点を見つけ、そこに子供の要望を少し上乗せしたものを妥協点にします。

こうすることで、子供は自分の意見が有利に通ったと納得して、親が提案する対処法を受け入れやすくなります。

1.〇〇〇へ置く


正解は、『目の届かないところへ置く』。

たとえ本人が意思を固くしてスマホを触らない宣言をしても、勉強中に目の前でプルプルされると気になります。まずは、勉強中は本人のスマホを目の届かないところへ置くことにします。

2.〇〇〇を使う


正解は、『タイマーを使う』。

勉強時間とスマホ時間をタイマーで管理することを提案します。
個人差はあると思いますが、効率がいいと思ったのはこの時間配分。

  ▽   ▽   ▽


勉強時間1時間半 ⇒ スマホタイム15分 ⇒ 勉強時間1時間半


これで、一日の中で少なくとも3時間は集中できる時間が確保できます。
平日と休日では勉強時間が変わるので、これを応用してその日のスケジュールに合わせます。


また、このときのポイントもあります。

  ▽   ▽   ▽


Point1.
秒針では分かりづらいので、デジタル時計を使う。

Point2.
スマホタイムの時間制限は切りよく15分とせず、12分などにする。

「Point2」は個人差があると思います。
切りのいい時間が好みなら、本人に合わせてあげます。

3.勉強中の調べ物は〇〇のスマホで


正解は、『勉強中の調べ物は親のスマホで』。

勉強中は親のスマホを貸し出します。

親として、いつでも堂々と貸し出しができる健全なスマホの使い方をしておきましょう。できれば、LINEやFacebookなどのプッシュ通知が表示されないように設定しておくのが理想的です。

4.夜10時以降は〇〇〇


正解は、『夜10時以降は使わない』。

スマホは夜10時以降使わないようにすることで、受験生の睡眠時間を確保する。


ここだけは絶対に譲りません。

周りの友達は深夜まで使っているのにナゼ自分だけ?とならないよう、こういうところに無謀な妥協点戦略を使います

子どもの要望が夜11時までだったので、こちらの提案は夜8時半(言いながらも自分でそれはあり得ないよね・・・とは思いましたが)。それを徐々に詰めていき、最終的に夜10時に妥協点が決まりました。

また、これはすぐに友達へアクションができなかったときに、「親に取り上げられているから」という言い訳にもなります。

この理由付けがとても重要で、即返信がないことで仲間外れにされる今の時代から、自分が守られていることを伝えてあげてください。

こんなことで親を理由にされるのは大いに結構。睡眠時間もしっかり確保してあげられます。


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スマホに興味がない受験生を持つママの発言は?

当然ですが、中にはスマホに興味がない受験生もいました。受験当時は、子供のスマホの使い方についても、友人ママ同士でよく意見交換したものです。

その時に語っていた、依存しにくいタイプの受験生のママたちの言葉を集めてみましたので、参考になれば幸いです。

・ウチの子、もともと人に感化されるのが嫌いなんだよね。

・最初はLineやってたけど、必要なのをサクッと読んだら後はポイッと放置してる。

読むのが面倒なんだって。

スマホに振り回されるのなんて絶対に嫌だって言ってた。

これらから思ったのは、スマホにのめり込まない子は「我関せず」のタイプだなと。
周りに流されることなく、自分は自分ときちんと線引きができているお子さんたちは、スマホに振り回されることはないようです。

編集後記

「依存症」というだけあって、スマホ依存も重度になれば精神障害に含まれます。

そもそものスマートフォンの目的が通信手段という日常生活に密着したものだからか、重篤な依存症のイメージに繋がりにくいように思います。

まだ、高校受験の頃の年齢は、こうした精神的な影響になかなか気づけないものですよね。
上手に使えば、私たちの生活を支えてくれる便利ツールであることに違いはないので、スマートフォンに支配されるような使い方はしないでもらいたいものです。

親として、どういう伝え方が効果の高いスマホ依存の対処法になるか、まだまだ私の戦いも続いています。

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