受験の年になると、連日のように小テストが実施される学校もありますね。小テストの結果も内申点に影響するかと思うと軽視できません。定期テストよりも範囲が極端に狭い小テストは、なんとしても高得点を狙いたいところ。なのに・・・
眠いし、やる気が出ない。
眠い時に目を覚ます方法は、結構たくさんあるものです。その中でも、効率よく眠気を取り除く方法をご紹介。眠気の度合別に並べてみたので、上手に利用して受験シーズンを乗り切ってくださいね。
Contents
受験勉強中の眠い時に目を覚ます方法とは?
1.眠気が軽度⇒○○を摂る
正解は、『カフェイン』を摂る。
カフェインの含有量が多い代表的な飲み物はコーヒーですね。カフェインは、中枢神経を興奮させることで、覚醒する作用があるとされています。
コーヒー以外でカフェイン含有量の多い代表的な飲食物には、
- コーラ
- 玉露
- 紅茶
- 煎茶
- ダークチョコレート
- ホットココア
などがあります。
チョコレートやココアは、ちょっと意外ですね。
ただし、カフェインを摂りすぎると、めまいや心拍数の増加、不眠症、下痢、興奮など、健康面にさまざまな悪影響を及ぼすとされているので、受験勉強のために過剰摂取するのは逆効果。とくに、身体が成長途中にある未成年者は、ほどほどにしておきましょう。
2.眠気が中度⇒○○を磨く
正解は、『歯を』を磨く。
ボーっとする時間が増えて受験勉強に身が入らなくなってきたら、歯磨きをすると効果的です。
口の中もスッキリするし、歯磨きのために立ち上がって少し歩くことで、眠気が消えることが多いものです。
3.眠気が重度⇒○○を浴びる
正解は、『熱めのシャワー』を浴びる。
もちろん、火傷に注意!ですが、いつもより少し湯温が高めのシャワーを浴びると、頭がスッキリと冴えてきます。眠気覚ましには少し手間がかかる方法ですが、気分転換にもなるのでぜひおすすめ。
ただし、受験勉強が本格化する寒い季節には風邪をひかないように、シャワーの後の体調管理には気をつけてくださいね。
「眠いときは寝る」その効果的な時間は?
もう何をやっても眠いときには、とにかく受験勉強が気になっていても寝るのが一番です。
眠くてボーッとしながら勉強するのは非効率。スパッと仮眠して、眠気を取り除いてから勉強に取りかかった方が、断然頭の回転がよくなります。
けれど、この仮眠の方法を間違えると、翌朝までグッスリいい夢を見ることに・・・。そして、ノー勉強で翌日のテストの朝を迎えることになります。
悪夢の始まりですね。
そこで、おすすめの仮眠時間なのですが、せいぜい15分ほど、長くても30分以内にしておきましょう。
そして、できれば机に伏せて寝る程度で。布団の中に潜り込んでしまうと、もう起き出すのが嫌になるので大変です。
さらに効率的なのは、できれば学校や塾から帰ったら、まず15分の仮眠を取ること。その後、受験勉強に取りかかるようにすると、頭も体も軽くなり、その夜の勉強の効率がアップします。
もし、15分程度の仮眠でスッキリしないときには、自宅にいるなら前述の「眠い時に目を覚ます方法」にあるように、熱めのシャワーを浴びて目を覚ますといいですよ。
眠気は個人差が大きいので、一日の間で何度もボーッとするときがあるのなら、学校でのお昼休憩の15分ほどを仮眠時間に確保するのもおすすめです。
ただし、その日何度か仮眠をしても眠気やだるさがとれないときには、いっそのこともう完全に寝る体制をとって翌日の早朝から頑張った方が、効率がよく健康にもいいです。
受験勉強は何かと脳や身体に負担がかかるので、知らず知らずのうちに疲れがたまってしまうもの。しっかりと休息をとって、一気に解消してしまいましょう。
眠いときは寝る!
受験生にとっては勉強時間が削られてしまってもったいないような気がするけれど、実はこれが一番効率的で、我が家の受験生も時間を区切って仮眠をするようにしています。
翌日早朝にバシッと目を覚ます方法は?
前日に眠くてサッサと眠ってしまったら、翌朝早く起きてテスト勉強を開始しましょう。このとき、入眠から起床までの睡眠時間がネックになってきます。
人間の睡眠には、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠があるのですが、この二種類の睡眠が繰り返しやってくるメカニズムを利用すると、翌朝スッキリと目覚めることができます。
眠りにつくと、まず深い眠りのノンレム睡眠から始まって、浅い眠りのレム睡眠とを交互に繰り返すそうです。一晩でこの周期は4~5回繰り返され、1周期は約90分。朝に近くなるほど、レム睡眠の割合が増えると言われています。
この、眠りが浅いレム睡眠のときに起床するようにすると、眠気がなくスッキリと起きられます。入眠からだいたい6時間後くらいを目安に、目覚ましをセットするといいでしょう。私も朝早く起き出したいときはこの方法をよく取るのですが、6時間が一番身体への負担が少なくて楽に起きられます。
ちょっとおまけ情報
仮眠しても眠気が取れないし、だからと言って一晩ぐっすり寝てもずっと眠い・・・。
そんなときは、良質な睡眠がとれていないかもしれないですね。受験勉強は心と体の両方にストレスがかかってくるので、しっかり熟睡することが大切。
寝る前にアロマを使ったり、枕の高さを調整したり、寝具を清潔にするよう心がけたりして、質の良い快適な睡眠が取れるように工夫してみてくださいね。