JALのJGC会員になると、ほとんどの場所で利用できる各国のJALサクララウンジ。
今回の旅では、マニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)のターミナル1にある、JALサクララウンジを利用してきました。
これまで利用してきたラウンジでは、どこも出発までゆっくりと寛ぐことができたのですが、マニラ空港ではちょっと勝手が違っていました。
今回は、マニラ空港のJALサクララウンジを利用するときの注意点やおすすめの席などを、ご紹介したいと思います。
マニラ空港JALサクララウンジの場所は?
日本航空のJALサクララウンジは、マニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)第1ターミナルにあります。
出国審査とセキュリティーチェックを終えて待ち合いロビーに入ると、3分ほど進んだ場所にありました。
【マニラ空港ターミナル1にあるJALサクララウンジ入り口】
南国フィリピンにありながら、シックな和モダンの入り口が、いかにも日本のラウンジと言った雰囲気を醸し出しています。
成田国際空港のように、出国審査を潜り抜けるとすぐ目の前に見えるのとは違って、マニラ空港の場合は少し探してしまうかもしれません。けれど、迷うことはないと思います。
思わず二度見する日本食とは?
マニラ空港のJALサクララウンジ入り口には、受け付けをする女性とは別に、男性スタッフも待機していました。
中に通されて、最初に見えてくるのがフードカウンター。
飲み物から食事とスナックまで、幅広い軽食が用意されていました。
【マニラ空港JALサクララウンジ内の軽食コーナー】
サラ~っと見た感じ、食事ではカレーライスや鶏の唐揚げ、それからミネストローネにデニッシュパンなどが用意されています。
スナック菓子は、ちょっとボリュームのあるクッキーだったり、ジュースはパックにストロー付きのものがあったりと、ティータイム程度に終わらせたい人向きのものも。
そして、そのまま進んでいくと、日本国内線のJALスカイラウンジでは見たことのない、面白い食品を目にすることに。
なんと、数種類のインスタントラーメンが置いてあって、随分と充実しているのです。
やっぱり、海外に滞在した後は、日本のインスタントラーメンが人気食になるのでしょうか?
JALサクララウンジを利用する人のほとんどが、インスタントラーメンを食べていました。
今回の旅で同行していた私の娘も、迷わずインスタントラーメンを手に取っていました。
【マニラ空港のJALサクララウンジで人気のインスタントラーメン】
この日、私たちは早朝にダバオを出発して乗り継ぎのためにマニラ空港入りしているので、マニラ空港のJALサクララウンジに入ったのも午前中。
ダバオまでの機内食もあったので、あまり食欲はなかったのですが、それでもインスタントラーメンだけは食べたかったようです。
そのため、「それ必要?」という程度の鶏の唐揚げが・・・(笑)
けれど、マニラ空港内とは言え日本人の口にあう味で、どれも美味しくいただきました。
カレーライスまでは入らなかったんですけどね。。。
マニラ空港サクララウンジの規模と雰囲気
マニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)のJALサクララウンジはそれほど広くなくて、日本国内の主要都市にあるラウンジと同規模くらいです。
成田国際空港や羽田空港に比べると、こじんまりとしたスペース。
ですので、隣りの人との距離が近く、少し圧迫感があるかもしれません。
【マニラ空港JALサクララウンジの窓際の席】
けれど、JALサクララウンジは、どこも次々とリニューアルをしていっているそうで、内装はとても綺麗です。
マニラ空港のラウンジも同様。
古さ加減が全くなく、日本チックさが強調されて、ロビーに入った瞬間から日本に戻ったような感覚になれました。
【マニラ空港JALサクララウンジのソファーコーナー】
ゆっくりと寛ぎたい場合は、ラウンジ内に入って突き当りまで進むと滑走路が見渡せるソファー席があるので、そこをゲットすると良いと思います。
利用時に注意するべき時間帯とおすすめ席
私たちはマニラ空港でのトランジットだったので、このJALサクララウンジに到着したのは、次に乗る予定の成田行きJAL便が出発する2時間半前でした。
ラウンジに入ったときには、利用客が数人程度。
ほとんど人がいなくて、小規模なラウンジではあっても広々と感じるほどです。
「静かに過ごせていいわぁ~」と、思わず目を輝かせたほど。
けれど、異変が起き始めたのは、次の成田行きJAL便が出発する1時間半ほど前からです。
急にドヤドヤと利用客が押し寄せ始めて、ふと気づけばどの席も相席になり、1席たりとも空席がない状態に。
しかも、日本とは文化の違う利用客も多いためか、妙に騒々しいのです。
これはヒドイ・・・(涙)
考えてみれば、1日の中でマニラ空港から飛び立つJAL日本航空便は限られていますし、出発時間が重なればラウンジ利用客だって重なります。
この規模の広さのラウンジなら、すぐに満席になってあたり前かも。
けれど、私たちはまだラッキーな方でした。
早々にラウンジに入って、滑走路が見えるカウンター席に座っていたので、背後での騒がしさは若干緩和されて伝わってきます。
マニラ空港のJALサクララウンジで、出発直前までゆっくりと寛ぎたい場合は、できるだけ早くラウンジ入りをして、突き当りのカウンター席を確保するのがおすすめです。
編集後記
セキュリティーチェックを通過した後は、つい免税店で最後のウィンドーショッピングをしたくなりますが、マニラ空港でJALサクララウンジを利用する場合は、さっさと目的地まで行った方が賢明ですね。
ショッピングを取るか寛ぎ席を取るか・・・、迷うところではありますが。