このお正月に、世界遺産の厳島神社があることで有名な、広島県の宮島に行ってきました。
海上にそびえ立つ神秘的な鳥居が好きでときどき厳島神社を参拝するのですが、周辺にある宮島商店街はその度にオシャレさを増していく感じ。
今回もいくつかおすすめのグルメやお土産品情報があるので、ちょっとご紹介したいと思います。
宮島商店街には食べ歩きをしたくなるお店がとにかく多いので、ぜひお腹をすかせてお出かけくださいね。
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受験生必見!強運を呼ぶ必勝しゃもじ
日頃、何の疑問も持たずにご飯をよそっている「しゃもじ」。
1家に1~2本あれば十分事足りるし、そんなに簡単に壊れるものでもないし、しゃもじのことを考えるのは一生に数回ではないでしょうか?
けれど、この宮島に渡ると、至るところにしゃもじのディスプレイが・・・。
初めて宮島入りする観光客の中には、厳島神社の周辺にあるすべてのお土産店に、しゃもじのお土産があるのを見て驚くかも。
さらに、表参道商店街には、こんな巨大な木製しゃもじまであります。
実は、広島県の宮島は、木製しゃもじの生産量が日本一。
遠い昔、ある修行僧が、御神木から作ったしゃもじを参拝客のお土産にしたことが始まりとされているんです。
「必勝」や「商売繁盛」のご利益に与ることができるので、厳島神社への参拝の後に購入していく受験生も多く見られます。
その商店街の中でも、ひときわ長蛇の列が出来ているお土産店がありました。
こちらの「杓子の家」では、店頭に置かれているお土産の木製しゃもじに、自分の名前などを墨書きしてもらえるんです。
店頭にはズラリと列が出来ていましたが、墨書きする方の作業は早いので、そんなに待ち時間はなさそう。
良縁もお願いできるようですし、叶えたい願い事があれば、ぜひ1つ身に付けてみては?
宮島商店街のおすすめグルメ情報
1.食べごたえある牡蠣丼
宮島の表参道商店街のちょうど真ん中あたりにある「たち花」。
この日は、「たち花」でランチタイムを取りました。
宮島の入り口にあたる乗船場周辺にも、たくさんの飲食店はあるのですが、結構混雑しているお店が多いんです。
ですから、商店街の中まで進むのがおすすめ。
定食だけでなく、丼物や麺類も豊富で、値段も手ごろな価格が増えます。
私は、「たち花」でカキ丼を食べました。
大粒な身の牡蠣が5つも乗ったこの丼物に、汁物とお新香付きで1,100円。
乗船場あたりでは、列を作った飲食店が軒を並べていましたが、宮島商店街の中は
混雑しながらも、並ばずに入れるお店がすぐに見つかります。
2.揚げたてのもみじ饅頭
広島の宮島と言えば、全国的にもみじ饅頭が有名。
もみじ饅頭が、広島土産の代名詞になっているのではないかと思うほどです。
今や、もみじ饅頭もどこでも買えるポピュラーなお土産ですが、ここ宮島で食べるからこそ美味しいのが、「焼きたてもみじ」。
その中でも、揚げもみじを販売する「紅葉堂」には、長蛇の列ができていました。
その名の如く、もみじ饅頭を天ぷらのように揚げてあるんです。
【紅葉堂の揚げ紅葉:1個180円】
パリパリとした食感の中から出てくる甘くてアツアツのもみじ饅頭は、揚げたてだからこそ美味しい。
店内は混雑していても、わりとすぐに買うことができるので、諦めずに並んでみてください。
すっかり宮島の名物ともなっている揚げもみじは、寒い冬の観光にも最適ですよ。
3.メディアが注目するくりーむパン
こちらは、メディア取材が多いことで知られている八天堂のくりーむパンを販売する「伊都岐(いつき)珈琲」。
八天堂とコラボしている伊都岐珈琲で買える「伊都岐珈琲オリジナルくりーむパン」にも、観光客が集まっていました。
八天堂のオリジナル商品の包装とは違って、伊都岐珈琲とのコラボ商品は、厳島神社をイメージした可愛い包み紙にくるまれています。
くりーむパンを割ってみると、たっぷりと詰まったトロトロのクリームが。
食感はパンの域を超えていて、もはやスィーツと言えます。
濃厚なのに甘すぎず、とろけるように柔らかいクリームが病みつきに。
このくりーむパンを作っているのは、広島県三原市に本社がある八天堂。昭和8年に、和菓子のお店として創業しています。
その後、パンの製造も手掛けるようになり、後に神戸のドイツパン店で数年の修行を積んだ三代目が、スィーツパンに的を絞って今に至っているとか。
だから、デザート感覚のパンに仕上がっているんですね。パン生地も、普通のパンより薄くて柔らかいです。
八天堂と伊都岐珈琲がコラボした伊都岐珈琲オリジナルくりーむパンは1個280円と割高ですけど、宮島に行ったらぜひ食べてみてください。
自家焙煎に力を入れている伊都岐珈琲が、八天堂のくりーむパンと相性のいいコーヒーを淹れてくれるようなので、店内で食べるのもおすすめです。
宮島の味を宮島場外で食べるには?
観光地でいろいろと食べ歩きしたいところではありますが、そうは言ってもお腹の容量は決まっている。そんなに全部を食べ歩きすることはできないですよね。
中には、気になるのに結局食べずに終わってしまって、後でやっぱり食べたくなることも。
1部の商品ですけど、宮島場外編を見つけたので、おすすめ情報としてちょっとご紹介しておきたいと思います。
1.焼きたてもみじ饅頭
宮島へはJR宮島口駅から船で渡る必要があるのですが、そのフェリー乗り場の手前に列ができている「おきな堂」というお店がありました。
看板には、「焼きたてもみじ饅頭/バラ売り1個からどうぞ」と。
宮島でもみじ饅頭を食べ損ねて陸地側まで戻ってしまっても、焼きたてもみじ饅頭にはあり付けそうですね。
2.八天堂のくりーむパン
八天堂のくりーむパンを、とても便利な場所で発見しました。
それは、広島空港の国内線搭乗待合室にある、JAL日本航空のブルースカイゲートショップ。
ブルースカイゲートショップでも、カスタード、生クリームアンドカスタード、抹茶、小倉、チョコレート味のくりーむパンを買うことができます。
八天堂のくりーむパンの賞味期限は1日程度とかなり短いので、帰宅時のお土産品として買うには最適な場所かも。
しかも、ブルースカイゲートショップでは、八天堂のオリジナル商品となっているからなのか、1個が220円で販売されていました。
編集後記
宮島では、穴子を使った料理も有名です。穴子料理はとても人気があって、手軽に食べられる「あなご丼」などは、午後になると早々に完売しているお店が続出。
牡蠣を使った料理も人気ですけど、穴子料理を食べたいと思ったら、午前中に宮島入りをして早めにランチタイムを取るのがおすすめです。