
休日のちょっとした時間に日帰りで出かけたいけど、関東地域で行ける場所は何かと渋滞がすごくて億劫。
そんな“ちょっとだけ出かけたい派”向けの超穴場スポットの水族館が、神奈川県は三浦半島の先にありました。しかも、ワンちゃんだけでなく猫ちゃんまで入れる、ペットOKの水族館です。
今回は、家族みんなで過ごせる嬉しいお出かけスポットの見所と混雑状況などをご紹介します。
Contents
関東でのお出かけに超穴場なワケは?
今回お出かけした先は、三浦半島の先端にある京急油壷マリンパーク。
最近、三浦半島にお出かけすることが多いので名称は知っていたのですが、なんとなく立ち寄ることがなく終わっていました。
今回は少し時間に余裕があったのと油壷マリンパークの無料チケットをもらっていたので、ではちょっと寄ってみましょうと思い、遊びに行ってみたら、何かと趣向を凝らした面白い水族館でした。
しかも、観光客が少なくて混雑しておらず、ペットまでOK!
有料ですけど、ワンちゃんと猫ちゃんが500円で入れるなら、ちょっとしたお出かけドライブでも家族総出で楽しめますよね。
【園内に完備されたドッグランはペット連れのお出かけに便利】
東京都内から三浦半島の先端までは、車を使うと所要時間が1時間半ほど。ちょっと出かけたいけどいい場所がないというときには、ちょうどいい距離ではないでしょうか?
三浦半島の先端まで続く国道134号線は片側1車線のため、ときどきひどく渋滞することがあります。横浜横須賀道路と三浦縦貫道路を使うとスムーズに到着できることが多いので、利用するのがおすすめです。
実は由緒正しい水族館!
実は京急油壷マリンパークは、今、日本中に明るいニュースを届けてくださっている眞子様のご両親、秋篠宮ご夫妻が初のデートをなさった場所。その後も、たびたび訪問されているそうです。
京急油壷マリンパークは昭和43年に京浜急行電鉄株式会社の創立70周年を記念して設立されたという長い歴史もあり、伝統のある由緒正しい水族館と言えます。
園内から見渡せる相模湾のロマンチックな景色も手伝って、これからデートスポットとして人気を集めそうな予感がしますね。
油壷マリンパークの見所は?
1.テレビ出演経験ありのカワウソ君
こじんまりとした水族館なのですが、それだけに観光客と海の動物たちとの距離が近くて、小さな子供たちだけでなく大人も楽しんでいる姿が印象的でした。
とくに、油壷マリンパークではカワウソが大人気。
【カワウソ好きにはたまらない京急油壷マリンパークカワウソの森】
こちらのカワウソ君(オス)は、4年前に志村動物園に出演したという、油壷マリンパークのアイドルです。
【志村動物園に出演した人気アイドルのカワウソ】
半年かけてローラさんにハイタッチも教えてもらったそうで、今でもご褒美があれば頑張るとか。可愛いですね。
最近、カワウソ人気が続いているので、カワウソ好きの人にはたまらない水族館ですよ。園内をお散歩するカワウソの姿は、見所です!
2.サメ肌体験コーナー
油壷マリンパークに入場してすぐの場所にある、サメ肌を体験できる水槽も見所のひとつです。
【手で触れることができるサメ肌体験コーナー】
サメの身体を触ったのは初めてかも。本当にザラザラで、でも擦れる感じが程よく気持ちいい。
ちょっと触られすぎたサメが可哀そうに思いながらも、せっかくの勉強の場ということで、割り切って触らせていただきました。小さいお子さんなら、絶対にトライしたいところですね。
近くに水道が用意されているので、サメを触った後は手を洗いましょう。
3.いるか・あしかパフォーマンス
イルカのジャンプやアシカが手をたたくなど、一般的なパフォーマンスが主流なのですが、桃太郎の話しにそって進行していくので、飽きることなく最後まで楽しめます。
このショーでの、アシカが楽器を演奏したりボーカルをするシーンは必見。毎日の練習の頑張り具合も、しっかりと伝わってきます。
間違えないように、思わず「頑張れ~」と心の中で応援していました。
【ピアノを上手に演奏するアシカ】
パフォーマンスが行われる場内は、結構満席に近い状態になります。開始時間よりも早めに行って、前の方の座席をゲットしましょう。
ペット連れ専用の観覧コーナーも、きちんと設けてありました。
ちなみに、パフォーマンス中に水しぶきがかかることはなかったのでご安心を。
【油壷マリンパークのイルカショーで見られる迫力のジャンプ】
【いるか・あしかパフォーマンス開園時間】
10:30~
13:00~
15:30~
※所要時間約30分
4.海の動物ふれあいコーナー
こちらは、予約制です。かなり人気のようで、朝一番で油壷マリンパークに行って、すぐに予約をする必要がありそう。
ペンギンとイルカの触れあいコーナーを見かけました。イルカの場合は、「いるか・あしかパフォーマンス」の終了後に、そのまま場内で体験できます。
5.水族館「魚の国」の回遊水槽
油壷マリンパークに入場してすぐ目の前にある建物が水族館「魚の国」なのですが、この建物の2階にある回遊水槽は必見です。
巨大なサメから小さな回遊魚までが、360度ある水槽をグルグル回るのですが、ゆったりとした流れの癒し効果は抜群。
全長が3メートルもある「シロワニ」という珍しいサメを見ることもできます。
【水族館「魚の国」の2階にある回遊水槽】
園内で遊び疲れたら、ちょっとここで小休憩するのがおすすめですよ。
油壷マリンパークの混雑状況は?
私が行ったのは晴れた日の日曜日でしたが、開園時刻と同時に入園するとかなりスカスカでした。受け付けカウンターは狭いのですが、そんなに混雑することなく、すぐに入園できます。
日中の園内もそれほど混雑はせず、人混みでストレスを感じるということはないので、関東でもかなり穴場のお出かけスポットと言えます。
小さいヨチヨチ歩きの赤ちゃんが、安心して散策できるのが嬉しいですね。
油壷マリンパーク利用情報
1.営業時間
9:00~17:00 または 9:30~16:30
※季節や繁忙期によって変わるようです。お出かけの際は予めご確認ください。
※最終入館は閉館時間の30分前まで。
2.入園料金
大人(高校生以上) | 中学生 | 小学生 | 幼児(3歳以上) | ペット |
1,700円 | 1,300円 | 850円 | 450円 | 500円 |
※神奈川県在住の65歳以上は20%割引(免許証や保険証等の提示が必要)。
3.ペット連れに必要なもの
【犬の入園時】
- 「狂犬病予防注射済票」または「犬鑑札 + 狂犬病予防接種証明書」のいずれか
- 誓約書(京急油壺マリンパークのwebサイトからダウンロード可)
※1年以内の狂犬病予防接種と5種以上の混合ワクチン接種が必要。
【猫の入園時】
誓約書(京急油壺マリンパークのwebサイトからダウンロード可)
※1年以内の3種以上の混合ワクチン接種が必要。
【その他のペット】
要問い合せ:046-880-0152
4.アクセス
【車の場合】
三浦縦貫道路の「林I.C」を降りた後、国道134号線を油壷湾に向かって約30分。
【電車の場合】
「三崎口駅」で下車したら、三崎口駅1番のりばの「京急油壷マリンパーク」行きのバスに乗り換えて、終点「京急油壷マリンパーク」で下車。
※所要時間は、「三崎口駅」からバスの終点「京急油壷マリンパーク」までが約15分。
5.駐車料金
【通年駐車料金】
1日1回:700円
【夏期駐車料金】
油壷マリンパーク利用者:1,000円
油壷マリンパーク非利用者:3,000円
※2017年夏期の例:2017年7月15日~8月31日適用
6.問い合わせ先
京急油壺マリンパーク
046-880-0152
京急油壺マリンパーク公式サイト
プチ情報
京急油壷マリンパークからちょっと足を伸ばすと、三浦半島の見所でもある三崎漁港まで簡単に行けます。車だと、所要時間が20分弱。
都会の関東地域にありながら、空も海も空気もキレイな三崎漁港は、ちょっとしたお出かけスポットとして大人気。三崎漁港はほどよい混雑ぶりで、寂しくもなく騒がしくもなく、ちょうどいい賑わいが魅力です。
マグロが有名な港なので、ぜひ新鮮なマグロ丼を堪能してみてくださいね。