マスクシートは美肌ケアに効果的?毎日使って大丈夫?

マスクシートで美肌ケア

大容量のものから少量で高級志向のものまで、最近のマスクシ-トの充実ぶりには目を見張るものがあります。

それぞれのパッケージには、肌への効果が期待できる美容成分が大きく謳われていますが、「そもそもマスクシートは効果があるの?」とか、「試したことはあるけど満足しなかった」とスルーしてきていたなら、ぜひこの冬はマスクシートデビューをしてみてはいかがでしょうか?

忙しい毎日への取り入れ方にちょっと工夫をするだけで、劇的な変化を感じることができるかもしれません。今回は、そんなマスクシートの使い方のコツについてご紹介します。

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マスクシートは美肌ケアに効果があるの?

結論から言うと効果的。どちらかと言うと、ぜひ使いましょう。

本来、ローションの与え方は、少量ずつ何度も肌に密着させるようにしてつけるのが理想。たっぷりの量を手にとって一度に与えても、肌の表面に残ったローションの水分は、ただ蒸発して消えていくだけなんです。

面倒でも、少量を繰り返し丁寧につける方が、より肌に浸透しやすくなります。

でも忙しいときに、何度も水分補給をするには限界がありますよね。
そんなお手入れ不足になりがちな肌の潤いを、私はこうしてマスクシートで補います。


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◆マスクシートで“時短ケア”のコツ◆


洗顔後やお風呂あがりの後の肌は、タオルドライの直後から乾燥が始まります。これは、肌の表面の水分が蒸発をするときに、肌本来の水分も一緒に奪うからです。

いかに早く、そして丁寧に水分補給をして蒸発を防ぐかがとても大切になってくるのですが、なかなかここでゆっくりと時間はとれません。

そんなときには、一旦ローションと保湿クリームをササッとつけて、“応急対策”をしておきます。

ここで、保湿クリームまでつけることを忘れないでくださいね。水分の蒸発を防ぐのは、蓋の役目をする油分を含んだ保湿クリームです。

そして、家事が終わった後で一息つくときに、たっぷりと美容成分が配合されたマスクシートをペタリと乗せて寛ぎます。読書をしてもいいですし、メールのチェックでもOK。「ながらパック」はとても効率がよくて、忙しいときにはお勧めです。


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マスクシートは毎日使ってもいいの?

基本的に毎日使っても大丈夫ですが、濃厚な成分のものを使いすぎると成分過多となり、吹き出物ができることがあります。
厳密には肌状態を見極めながら、毎日使うか、週に何度か使うかを判断するといいでしょう。

また、こんな使い分けの方法もあります。


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◆ 安価なマスクシートを毎日使う

◆ 高級なマスクシートを週に1~2回使う



化粧品の値段はパッケージ代や宣伝料が大半で、配合されている成分には比例しないと思う消費者も多いのですが、効果が期待できる原料は原価が高いのが事実です。ですから、高級なマスクシートには、それなりに高い効果が期待できるものが配合されていると判断することもできます。

ただ、中には内容は薄っぺらいのに値段だけ高くて胡散臭いものもあるので、購入する前にはネットの口コミサイトなどで評判を調べてみてくださいね。


結局のところ、専門家の間でもマスクシートの使用頻度は毎日がいいのか時々使うのがいいのか、賛否両論分かれています。けれど、自分の肌に向き合って一番心地のよい使い方をするのがベストだと、私は思っています。

週末にスペシャルデーを作って、一週間のハードワークを乗り切った肌に高級マスクシートをプレゼントするのもいいのではないでしょうか。

気分的にも満足度が高くなって、気持ちをリセットする効果もありますよね。

実は“朝パック”がとてもお勧め

もし、朝の時間に余裕があれば、洗顔とメイクの間にマスクシートタイムを取り入れてみてください。これは、肌への効果が分かりやすくて本当にお勧めです。

たっぷりの水分で満たされた肌はキメが美しく整うので、日中のメイクが崩れにくくなりますし、疲れを感じやすい夕方になってもクスミにくく、透明感を維持しやすいのです。


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朝パックの理想的なステップ

積極的に使うときと避けるとき

肌はいつも健康な状態とは限りません。外部からの強い刺激でダメージを受けているときもあれば、内面から弱っていることもあります。

足したり引いたりのさじ加減で、使い方を工夫してみてくだいね。

(1)積極的に使うといいときは?

〇 日焼けをしたとき
〇 乾燥をひどく感じるとき
〇 肌が脂っぽいと感じるとき
〇 季節の変わり目で肌が弱っているとき など

こんなときには、美容成分が配合されたマスクシートを積極的に使って、肌体力の回復を助けてあげるといいと思います。

とくに、日焼け後の肌は水分値が下がって、乾燥した砂漠のような状態になっています。できるだけ早い段階でしっかりと水分を補うことで回復力があがり、元の白い肌を取り戻す力が増してきます。


また、脂っぽいときにどうして積極的に使った方がいいの?と思うかもしれないですね。

実は、肌は水分不足になると、それを補おうとして余分な皮脂を分泌します。脂分量が多くてテカリがちな肌の人は水分不足が原因になっていることが多く、しっかりと水分を与えることで解消されるケースがよくあります。

脂っぽい肌の男性も、実はこのタイプが多いのです。

(2)使用を避けた方がいいときは?

〇 日焼け後の肌に痛みがあるとき
〇 乾燥がすすみすぎて痛いとき
〇 敏感肌 など

軽い日焼けとは違って、火照って痛みを伴ったり、水ぶくれができるほどの日焼けは火傷に近い状態ですので、マスクシートの使用は避けましょう。

もちろん、水ぶくれができるほどのひどい日焼けは、皮膚科を受診するようにしてください。


また、痛みを感じるほど乾燥がすすんだり、もともと敏感な肌は、バリア機能が損なわれている状態です。バリア機能が損なわれている皮膚表面は角質が細かくめくれあがっているので、ひどい場合は水でさえもピリピリと刺激を感じます。

この段階でなんとかしようと様々な化粧品を試す方がいらっしゃいます。ですがこんなときは、マスクシートだけでなく美容成分の濃いものなどのプラスのケアは行わずに、『洗顔+水分補給+保湿+紫外線予防』の基本的なスキンケアだけで、肌の回復をゆっくり待ちましょう。

もちろん、ケースによっては洗顔でさえもしない方がいいのですが、そこまでひどい場合は、やはり皮膚科の早期受診をおすすめします。


少しマスクシートから外れてしまいましたが、あくまでもマスクシートはプラスのケアであるということを忘れないでくださいね。

マスクシートが威力を発揮するのは、日頃のスキンケアにきちんと化粧水での水分補給が取り入れられていてこそなのです。

  

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